「けっこう面白い」がんばれ!ベアーズ 特訓中 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
けっこう面白い
クリックして本文を読む
最初に見た『ベアーズ』はこの特訓中だった記憶があるが、内容は全く覚えていない。全作に引き続き、小1の長男に見せて、一緒に見ていたけどすぐ寝てしまった。長男は、「あんまり面白くない」と言っていて後から改めて一人で字幕で見たら、確かに野球の場面が少ない。ウォルター・マッソーもテイタム・オニールも出てこない。
ジャッキー・アール・ヘイリーが生き別れの父と再会して、微妙な雰囲気なのに監督になってもらうなどビターなドラマが展開して、あんまり子供向けじゃない。クライマックスの野球の場面はとてもいい。
知的障害者を笑いものにする場面があってハラハラするのだけど、辛辣にバカにするわけではなく、シンパシーがある。
『オネアミスの翼』の山賀監督が映画監督を志す際に、淀川長治の「同じ映画を10回見る」という言葉にしたがってこの映画を見たと言う逸話でずっと気になっていて、やっとすっきりした。
コメントする