劇場公開日 1958年1月28日

「どこを切り取っても戦争は理不尽」眼下の敵 カルヴェロ1952llさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0どこを切り取っても戦争は理不尽

2021年5月27日
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怖い

知的

難しい

戦争の先にある希望とは何だろうか
戦争を始める理由は分かりやすいだろうが終わったその先の希望となるとよく分からない
映画の中でも希望があると言ってます
戦争が終われば戦った相手国の人々までも恨むことはしなくたっていい
何処かの誰かが始めて命令を受けて戦っていただけなのだから恨みで戦っていたわけではないのだ
恨みで戦うことは戦争ではないように思う
この先どんな形で「戦争」というものが行われるかは分からないけど今までの歴史から考えるとまだまだ人の命を奪う事が多いのでしょうね
その戦いを始める時に事の発端にかかわった人々は希望を持って戦い始めるのでしょうか
たぶん前線の兵士たちが自分は何故戦うのだろうと自問し始めた時にこうでも考えなけりゃやってられない、そう信じ込もうと
最初から希望を持つなら戦争なんてやりっこないだろうに

カルヴェロ