「どんな男だろう。~七色星団の決戦」眼下の敵 よしたださんの映画レビュー(感想・評価)
どんな男だろう。~七色星団の決戦
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いつもちょっとサイコな怖さを湛える役の多いロバート・ミッチャムが、気持ちの良い海の男を演じる。そして、敵潜水艦の闘いぶりに感じ入って、「艦長はがどんな男か一度会ってみたい」と言う。
これは、宇宙戦艦ヤマトの沖田十三艦長が、敵将ドメルとの死闘に際しての台詞のもととなっている。
しかも、米駆逐艦の船底にめり込んだ独潜水艦が自爆するという闘いの結末も、ヤマトは踏襲している。敗れたドメルは、自艦をヤマトの艦底に着けて自爆する。
両雄が互いに身を切る覚悟で臨む闘い。ヤマトの七色星団の決戦の物語のルーツをここに見たり。
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あき240さんのコメント
2020年11月26日
宇宙戦艦ヤマトの決戦七色星団の元ネタが本作だとは全く思いもつかなかったことでした
とするならばヤマトが始動するシーンの傾斜復元シーンは、本作での海底に着底状態から無音航行を開始する時のシーンのオマージュだったのですね!