「魔性の女」華麗なるギャツビー(1974) ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー(感想・評価)
魔性の女
市の図書館に視聴覚資料もあるので、たまたま目について借りてみた。
景気の良さそうな時代なのに、登場するのは病んだ人が多い。みんな少しずつズレていて、最終的に悲しい結末に。
ヒロインは美人だけど、ふわふわして流されやすく、都合の悪いことはきれいに忘れられる、とーっても恐ろしい女。こんな女に執着したってろくな事がない。過去の幻想に囚われたかわいそうすぎるギャツビー。
若き日のロバート・レッドフォードは正統派イケメン。なんかどこかで見たことある気がする…。パリっとした服装、ピチッとなでつけた髪、厚い胸板…わかった!ダウントン・アビーのトムだ。ちょっと寂しげな風情も共通してるかな。
衣装やセットはゴージャスで、見応えがある。この時代の流行のダンスとかも面白い。ちょっと長々と女性のヒップにフォーカス当て過ぎだけど。
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