劇場公開日 1958年4月29日

「セシルカットが見たくて・・・」悲しみよこんにちは チャーリーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0セシルカットが見たくて・・・

2014年10月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

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実はちょっと前に、ロバート・ロッセン監督の『リリス』を見まして、そこでロングヘアーのジーン・セバーグの美しさにやられ(って呑気に言ってられるような映画じゃなかったわけですが)、それならやっぱりセシルカットのジーン・セバーグも観たい!ということで、観てみました。
ジーン・セバーグっていったら、やっぱりゴダールの『勝手にしやがれ』なわけで、私も昔にこの映画に胸を突き抜かれたわけですが、この『悲しみよ』では、そのジーン・セバーグのセシルカットの原点を確認というわけであります。
オットー・プレミンジャー監督作品を観るのは初めてだったのですが、控え目なのか、ロングショットが多くて、ジーン・セバーグに迫るような演出は少なかったです。なので、胸を撃ち抜かれるという感じではなかったですけど、でも、ピョンピョンと跳ね回るかのような若さはとってもよく感じられました。それで、そうした控え目な演出であるからこそ、ラストシーンが際立ってましたね。ラストだけは、目が釘づけになってしまいましたよ。

チャーリー