劇場公開日 1976年4月3日

「ニューシネマど真ん中の映画だった」カッコーの巣の上で 高い坂さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ニューシネマど真ん中の映画だった

2025年2月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

当時の雰囲気のまま自由になるためあがき続ける勇ましくも悲しい物語
陰キャしかいなかった空間に陽キャが入って全てを変えようと奮闘する姿はとても勇ましかった

でもこいつ繰り返し軽犯罪犯す犯罪者なんだよなぁと思うと複雑な気持ちになる

地味な場面ばかりで劇的に何かが起きたりもしないし、BGMもほとんどない
暗く重い印象が強いがその分人物への焦点がかなり強い

何度も観ようとは思わないが最後まで観終えたときの満足感はとても高かった

高い坂