劇場公開日 1976年4月3日

「清々しく良い映画と思わせて、」カッコーの巣の上で マルボロマンさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 清々しく良い映画と思わせて、

2019年5月1日
iPhoneアプリから投稿

いかにも人間くさいマクマーフィに触れるうち、どんどん人間らしくなる精神病患者たち。みんなとの船のシーン、チーフのバスケのシーンは最高です。それはそれで患者たちにとってはいい治療なのかもしれませんが、保護し、管理する側の立場からすれば、それが危険だということもしっかり描かれていたと思います。

しかし、婦長は私念のために精神病ではないと分かっていてマクマーフィを拘束します。それがそもそもの悲劇の始まり。最後はバッドエンドで実に残念。清清しさも一気に消し飛んでしまいました。見事にもやもやです。

マルボロマン
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