「人種差別感が無いマーロンブランド主演・監督の西部劇」片目のジャック Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
人種差別感が無いマーロンブランド主演・監督の西部劇
マーロン・ブランドの唯一の監督作品とのこと。
特に傑出した点は見当たらない西部劇だが、ストーリー展開も面白く、まあ楽しんで見れた。マーロン・ブランドが大事な腕を痛めて、リハビリを数ヶ月行い射撃練習に励むところは興味深い。また復讐を諦めてヒロインを迎えに行ったのに捕まってしまう展開や、牢獄からのはったりをかました脱出劇も面白い。
メキシコ人への人種差別が強く見える昔の相棒とは対照的に、メキシコ娘と恋に落ちる展開、マーロンブランドの有色人種好き、人種無差別感覚は時代を先回りしていたか。まあマーロンブランドは魅力的だが、カッコ良さを見せようとしている姿が何となく見えてしまうのは、今一つな気がした。自分が監督しているマイナス面が少々出てるかも。
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