劇場公開日 1998年5月2日

「クラシックSFの傑作」ガタカ nobe666さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5クラシックSFの傑作

2017年6月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

遺伝子操作が当たり前になり、人生の全てが遺伝子で決められてしまう世界

遺伝子的不適格者が努力で適格者になろうとする話

今でこそ有りがちなこの設定に90年代で挑んでいたことを賞賛すべき

非常に無機質で乾いた世界観もクラシックSFならではの趣があってノスタルジックな気分に浸れた

世界観に合わせて進行するストーリーもこれまた淡々としていて現代SFとは一線を画していると感じた

ラストには思わず涙腺が緩み、程よい余韻にも浸れて良作

りょー