風と共に去りぬのレビュー・感想・評価
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知らないね、勝手にするがいい
【風と共に去りぬ:おすすめポイント】
1.スカーレット・オハラ役をヴィヴィアン・リーがやる運命だったとしか言えない史上最高の映画!!!
2.スカーレット・オハラ役をヴィヴィアン・リーがとレット・バトラー役クラーク・ゲーブルの絡みやセリフがヤバイ!!
3.こんなに長い映画なのに、こんなに楽しめる、信じられない!
【風と共に去りぬ:名言名セリフ】
1.スカーレット・オハラ役をヴィヴィアン・リーの名言名セリフ
→「明日は明日の風が吹く」※31位@アメリカ映画の名セリフベスト100
→「神よ見ていてください、私は二度と空腹にはなりませんから。 」※59位@同上
2.レット・バトラー役クラーク・ゲーブルの名言名セリフ
→「知らないね、勝手にするがいい(俺には関係ない)」※1位@同上
→「キスの作法を誰かに学ぶべきだ」
→「命がけで愛しているとは言わん」
古き良き時代がこの南部地方に・・
南部のタラという地に古き良き時代があった・・南北戦争の前に騎士道と奴隷制度と農場に人々の生活があった。戦争の気運が高まり北部と戦い、男たちは戦場に行き、女たちは普段の生活が変わった。アトランタ炎上で南部の町は焼け野原になった。主人公のスカーレット・オハラは地中の野菜に夢中で食いつき、貧乏を憎み強く生き抜くことを誓う。感動の場面だが、この後も彼女に次々と困難が降りかかる。スカーレットは彼女らしくあくまで自分を貫くが・・ネタバレになるのでこれ以上は言えない(涙)人間はほとんどの時代、国家の戦争や内乱があった。人々はその環境の中で日々の生活があった。日本は現在70年間、戦争がなく平和だ。その国家の中で何を考え伝えるべきか!?話が横道に逸れた(苦笑)1939年の作品で第二次世界大戦に向かうアメリカでこの名作は出来た・・
期待はずれ
名作?これが?という印象。
前半の戦争に翻弄されても強く生きるスカーレットは魅力的で見応えがあったし、前半ラストの強い眼差しで神に誓いを立てるスカーレットには感動した。しかし、そこで終わっておけばよかったかなと。
後半は義妹の旦那のアシュリーが自分を愛していると信じて疑わず、二人で逃げようとか言い出す始末。頭おかしい。
アシュリーと結ばれなかったからレットとヨリを戻そうとするもあっけなく振られ、「私にはタラ(故郷)がある!」とかもう意味がわからない。
強く生きようとする一人の女性としては魅力的なのかも知れないけれど…。
俺たちは似ている。自分勝手だが、真実を真実だと言える強さがある。
映画「風と共に去りぬ」(ビクター・フレミング監督)から。
鑑賞後「アカデミー9部門受賞のハリウッド映画史上不滅の最高傑作。
アメリカ南北戦争前後のアトランタを舞台に、
炎のような女、スカーレット・オハラの波乱万丈な半生を描いた
ロマンスの金字塔的作品」という作品説明に首を捻った。(汗)
「これがロマンス映画?」という疑問は、未だに消えていない。
「風と共に去りぬ」(原題 Gone With the Wind)というタイトルも、
映画の冒頭に流れるナレーションにだけ、そのフレーズがある。
「騎士道を重んじ綿畑が広がるその土地は「古き良き南部」と呼ばれた。
その美しき世界には、逞しい男たちや華やかな女たちが生き、
そして支配者たちは奴隷を抱えていた。だが、それも今は夢の中のお話。
すべてが風と共に過ぎ去ったのだ。」という個所のみ。
多くの方が「名作だ」「傑作だ」「素晴らしい」と評価するレビューを眺め、
自分の感性の低さを嘆き、落ち込むことになった。
私は、大切なものを見落としているのかもしれない、と感じるが、
今の時点では、あまり心を揺らすような台詞は見つからなかった。
強いて言えば「スカーレット」に「レット・バトラー」が求愛するシーン、
「俺たちは似ている。自分勝手だが、真実を真実だと言える強さがある」
この時代に、自分の信念を曲げず、力強く生きた彼女には拍手ものだが、
やっぱり「自分勝手」のイメージが払拭できなかった。
これを「情熱的」と捉えるか「自己中心的」と捉えるかは、判断が分かれる。
あのレット・バトラーでさえ、最後にこう言いきって別れを告げた。
「お前は子どもだ。誤れば何でも許されると思ってる」
その台詞、私が長時間感じていたことだ、とメモ帳を閉じた。
P.S.(ちょっと「気になった一言」)
「時を浪費するなかれ、人生とは、すなわち時なり」
「生まれつき、弱い者に加勢したくなる」
「私は恩を忘れないわ」
「だが、君はまた同じことを繰り返す。
盗んだことより、監獄に入る事を後悔する泥棒と同じだ」
「君は哀れだ」「私が?」「そうだ、幸せを両手で投げ捨て、不幸を求めている」
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