「バーグマンが執拗なモラハラでヨタヨタ」ガス燈 ねこたまさんの映画レビュー(感想・評価)
バーグマンが執拗なモラハラでヨタヨタ
モンスター夫を演じるシャルル・ポワイエの演技と、家庭の中に閉じ込められてメンタルをズタズタにされていくイングリット・バーグマンの演技が、どちらも素晴らしいです。また、バーグマンに反発する気が利かないメイド役のアンジェラ・ランズベリーも、とても良かった。アカデミー賞にノミネートされたと知って、然もありなんと思いました。
序盤に結婚を申し込まれた時点で、モラハラのフラッグが立ちまくっていて、案の定、バーグマンが執拗なモラハラでヨタヨタになっていきます。その過程がサスペンス。
80年前にモラハラを世間に広く知らしめた映画だけれど、モラハラは、今も根絶されていませんね。
コメントする
