「君の瞳に乾杯」カサブランカ SpicaMさんの映画レビュー(感想・評価)
君の瞳に乾杯
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有名なセリフは聞いたことがあるが、見たことがなかったので見てみたら、戦時下の悲恋を描いた秀作だった。
身を賭して元カノと恋敵を逃してやる主人公リックがカッコいい。そして武士のやせ我慢的な、きっと心の中では運命を呪って「なんでだよぉ〜!」と泣きながらな感じがイイ。
反政府リーダーもカッコいいのかもしれないが、生活力のあるリックのほうが非常時には断
然頼り甲斐がある。彼女が逃げられたのも、今は戦争と距離を置き、地元警察の署長とも上手くやって上手く渡世していたからこそ。
そして署長もリックとの普段のなあなあの関係を忘れず(笑)、男の心意気をかってくれる善い人だったので、悲し過ぎるラストにはならずに済んだのもよかった。
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