劇場公開日 2021年5月7日

「Here’s looking at you,kid」カサブランカ ジョニーデブさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0Here’s looking at you,kid

2021年6月29日
iPhoneアプリから投稿

1944年のアカデミー賞作品賞受賞。第二次世界大戦中で、いかにも当時のアメリカ人が好みそうな作品である。結局、男のロマン、男の美学を貫き通した主人公には、男の私でさえ惚れてしまうほどだ。名セリフのオンパレードで何度見ても飽きない映画である。イングリッド・バーグマンのアップの時に、わざわざソフトフォーカスにしているが、彼女の美貌であればその必要はないと思うのだが、余計なお世話か?
<印象に残ったセリフ>
(ラストの飛行場での別れのシーン)
リック:「俺たちにはいつでも思い出のパリがある。」
    We'll always have Paris.
※別訳では、「君と幸せだったパリの思い出で俺は生きていける。」
 ただ、主語が「We」なので、前述のほうが正確かも。
(もう一つは、超有名なこのセリフで名訳、映画の中では、4〜5回言っている)
「君の瞳に乾杯」
Here’s looking at you,kid.
(直訳だと、君を見ていることに乾杯かな?)

ジョニーデブ