「地雷映画♥」鏡の中の女 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
地雷映画♥
映像とは何かの感情を呼び起こす為に存在する。
この映像を見て、どんな感情を呼び起こすと言うのだろう。
『ベルイマン』って男なのだろうから、女性がレイプ未遂にあった後の感情なんて分かるはずもないと思うが。まさか、加害者になった事があるのか?
また、地雷をふんじまったようだ。更に悪い事に、もしかしたらこの映画二度目の鑑賞かもしれない。
『2001年宇宙の旅』を難解だが『名作』と言う人が多い。そう言う方々には『原作を読んで見て下さい』って言っている。『何一つ難解な所はなく、名作の意味を履き違えている』と。しかし、返される言葉は『映画と小説は違う』とか、アーサー・C・クラークは巨匠キューブリックの映画を元に小説を書いた。といった言葉を返される。どうやら、難解な所が名作たる所以と固く信じていらっしゃるようだ。まぁ、それは良いが。しかし、映像は視覚的な物であり、曖昧と言っても過言で無い。比較して、小説は文字で表すわけたから、感情、状況まで具体的な文字に表す事になる。
さて、映画とは総合芸術であり、ほぼ必ず台本がある。つまり、映像で表す以外に詳細を『ト書き』と言うものがカバーをする。つまり、難解と思われる映像にも、必ず感情は具体的に説明されていると言う事だ。
さて、その観点から言って、この映画は何を言いたいのか理解出来ない。(ト書きを見れば分かるのだろうが。)
そう、この映画の答えは
女優が言っているセリフに『言葉遊び』といったセリフがあったが、要は、そう言うことだ。この映画を見ても僕には腹の足しにもならないと分かった。地雷を踏まないように気を付けようと思った。
この頃はスウェーデンと言えば、ポル●だった。それと『フリーセックス』ってもてはやされていたと記憶する。しかし、言うまでもないが、現在では男目線な古い概念である。永遠の名画とこだわれる作品にはどうしても見えない。勿論、時代を読み取った予見する映画でもない。