「【イングマール・ベルイマン監督が愛したフォーレ島を舞台にした、形而上的なトーンで描かれた家族の物語】」鏡の中にある如く NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【イングマール・ベルイマン監督が愛したフォーレ島を舞台にした、形而上的なトーンで描かれた家族の物語】
ー 私事で恐縮であるが、本日映画館で「ベルイマン島にて」を鑑賞した。
その中で、今作がフォーレ島にて製作されたと知り、観賞した。-
◆感想
・内容はシンプルである。
作家の男’ベルイマンであろう。”の娘が精神病にかかり療養のために島にやって来る娘の状況を作家の視点から見る物語である。
・思った事は、イングマール・ベルイマン監督の抒情性薄き作品を、今日観た映画では、北欧の人達は愛しているという点である。
日本であれば、小津安二郎、”遣る瀬無きお”じゃなかった成瀬己喜雄の諸作品の湿性ある作品とはとは対極を行く、乾性ある作品である。
<イングマール・ベルイマン監督作品は、殆ど観ていない。
今日観た「ベルイマン島にて」をきっかけに少しづつ北欧の巨匠と呼ばれる監督の作品を見て行きたいと思ったハイレベルの作品である。>
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