帰って来たドラゴンのレビュー・感想・評価
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カンフーは続くーよー、どーこまーでーもー🎵
ブルース・リー以降、大量に製作された香港カンフー映画で、悪役として倉田保昭が出演しているので観てきました。50年前の映画とは言え、撮影や編集技術もお粗末で、カンフーシーンでカメラがブレたり、シーンのつながりが唐突だったり、全体的に泥臭くて素人臭い作りです。お話しもあってないようで、登場人物のキャラもあいまいで、どっちが悪役なのかはっきりしません。とは言え、この手の作品は、頭を使わずのんびり延々と続くカンフーシーンを楽しむに限ります。そう言う意味では、主役二人の出し惜しみのない粉骨砕身アクションは素晴らしかったです。役者では、主役のブルース・リャンを差し置いて、倉田保昭のシャープで精悍なマスクと技のキレが見事でした。本当にカッコいい。こんなアクション俳優が、海外で活躍していたことに嬉しくなりました。
当時の香港映画だよね・・・・
1974年制作の香港カンフー映画、ブルース・リャン、倉田保昭主演で作られて、公開当時は、ブルース・リーの「燃えよドラゴン」の大ヒットの後の便乗作品として公開されたんだろうけど、今回2Kとしてリストアされ、改めてリバイバル公開され、私は本作品見ていなかったので、見てきました。
まずは、2Kのリストアされたんですが、監督のウー・スー・ユエンが持っていたネガを基に作られたみたいですが、正直、期待出来た映像ではなく、昔よくあった裏ビデオを見ているような映像でした・・・・
内容の方も、当時の香港映画だよね・・・低予算であり、脚本も子供が書いたようなレベルで・・・・
正直、当時のブルース・リーの作品も、内容はどうでもいいような内容だもんね・・・
子供からお年寄りまで見られるような内容で、見ていて、正直、お粗末な作り・・・
カンフーシーンも、見ている方が、興奮もしない・・・どうしてかな・・・ブルース・リーやジャッキー・チェンなんて、戦いのシーンだけでも大興奮するんだけど・・・・
倉田先生は、悪役なんだけど、しかし、今見ると、眼光はするどいし、カッコイイし・・・・なぜ、もっと本格的にブレークしなかったのかな・・・・
この頃から、ディーン・セキは、この手の映画ではお馴染みで出演していたんですね。ディーン・セキが出てきた時、何とも笑えた・・・
新宿武蔵野館で初鑑賞
新宿武蔵野館で初鑑賞。
学校の始業チャイムが鳴って、幕が横方向に開いてスクリーンが現れるレトロな映画館。
客席に傾斜がほとんどないので、前の人の頭が邪魔になるのではと思っていましたが、杞憂でした。
映画館の内装は、何か映画愛にあふれるものに感じました。
いい映画館ですね。
日本公開当時9歳。劇場では観ていないと思うが、両足で壁を支えながら上に登っていくシーンは、当時テレビでよく見ていました。
コッテコテの香港カンフー映画って感じの演技とギャグで、2024年に観るとちょっと厳しいですが、カンフーアクションは素晴らしいです。
疲れていたせいもあり途中でちょっと寝ちゃった。
SASUKEばりの縦横無尽アクション
DVD化されていたものの、これまで観る機会を逸していたが、この度の2Kリマスター版リバイバル上映を機にようやく鑑賞。画質の粗さはフィルム素材が劣化して使えず、代わりにビデオ素材をベースにリマスターしたため。
盗まれたチベットの秘宝を巡る争奪戦というストーリーや随所に盛り込まれたユルいコメディ演出は70年代香港功夫映画の醍醐味。それよりも製作サイドやブルース・リャン、倉田保昭らキャストが重きを置いているのは、“脱ブルース・リー”アクション。走っては殴り蹴り、狭い壁の間を足の跳躍で登った状態で闘い、屋上に上がったかと思えば落下し、また走っては殴る蹴るという、バトル版『SASUKE』のような縦横無尽アクションにある。
それに加えてリャンがヌンチャク、倉田がトンファーを手にしたバトルまで盛り込むあたり、「とやかく言わずに俺達のアクションを見てくれ!」という気概をビシビシ感じる。特筆すべきはリャンのヌンチャク裁き。ハッキリ言って本家のリーを凌駕している。
ストーリーの粗や細かいツッコミはさておいて、CG&ワイヤー無しのリアルアクションがある。
初公開時のドラゴン(空手映画と呼ばれていた)ブームに劇場で鑑賞して、初カンフー映画の洗礼を受けた
当時の宣材等では「正義のドラゴン対悪のブラック・ジャガー」みたいに呼称されていた。
ブルース・リャンは「ブルース・リーの弟子」みたいに勝手な解釈をされていたが、全然関係無い。
兎に角、両者の延々と繰り広げられる、正に体を張ったアクション、カンフー・バトルが凄く、圧倒される。
これにより、倉田氏の名前がこの作品で日本中に轟いた感じの、我が国での記念碑的公開作品だろう。
「燃えよドラゴン」の子役も出ている。
非常に懐かしい作品である。
当時鑑賞した公開劇場は「渋谷地球座」という、公園通りの一番下角付近にあった、元は名画座的上映+成人映画(洋画系ポルノ)を交互にプログラムしての興行だった関係上、元からパンフレットなど存在していないので、出演者のプロフィール等の情報が殆ど得られないという事に。
それに、その当時は伝わってくる情報も乏しかっただろうという事情もあろうと思うが辛うじて、本来はメディア関係者に配布されるプレスシートというミニポスター風の物を代わりに販売していた。
その昔はそういうのを、場末(ばすえ)の映画館と呼んでいた。
地球座はのちに「ジョイシネマ」と改名してやや格が上がって、メジャースタジオ系以外の主にマイナー洋画系やヨーロッパ系作品などの配給上映へと移行した。
今作の、数十年ぶりに再公開決まったようなので、なんだかまた劇場で観てみたくなった…..
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