劇場公開日 2024年7月26日

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「カンフーは続くーよー、どーこまーでーもー🎵」帰って来たドラゴン シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5カンフーは続くーよー、どーこまーでーもー🎵

2024年9月7日
iPhoneアプリから投稿

ブルース・リー以降、大量に製作された香港カンフー映画で、悪役として倉田保昭が出演しているので観てきました。50年前の映画とは言え、撮影や編集技術もお粗末で、カンフーシーンでカメラがブレたり、シーンのつながりが唐突だったり、全体的に泥臭くて素人臭い作りです。お話しもあってないようで、登場人物のキャラもあいまいで、どっちが悪役なのかはっきりしません。とは言え、この手の作品は、頭を使わずのんびり延々と続くカンフーシーンを楽しむに限ります。そう言う意味では、主役二人の出し惜しみのない粉骨砕身アクションは素晴らしかったです。役者では、主役のブルース・リャンを差し置いて、倉田保昭のシャープで精悍なマスクと技のキレが見事でした。本当にカッコいい。こんなアクション俳優が、海外で活躍していたことに嬉しくなりました。

シネマディクト