劇場公開日 1986年4月26日

カイロの紫のバラのレビュー・感想・評価

全23件中、21~23件目を表示

4.0不思議な後味

2014年12月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

悲しい

楽しい

ウディ・アレンの映画って初めて観たんだけど、これはとりわけファンタジックなのかな?他のは普通なのかな。
現実的に考えさせない、ツッコむ気も起きないほどスクリーンの出入りも当たり前のように、
その自然すぎる感じとテンポの良さであっという間だったし、陽気なジャズスタンダードで最後まで楽に観られた。
夢見た人が目の前に現れるなんて、そんなこと実際にあったならそれは心傾くよね。
でもファンタジーを思わせながらも逡巡する心のシーンがいくつもあったとこや、エンディングの場面に現実感を感じさせられて切なく。
まるで境目のような作品で、へたに完全なファンタジーを観るよりずっとしみじみした。
楽しかったから他の作品も観てみようっと。

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かじ

4.5映画館で観たかったなぁ!

2013年3月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

悲しい

幸せ

冴えない現実にうんざりしている人妻の前に現れたのは、映画の中の憧れのキャラクター。
ロマンティックにささやいてくれて…。ウディ・アレン監督、1985年の作品です。
面白かったです。映画館で観たかったなぁ、残念です。

舞台は1930年代、不況まっただ中のニュージャージーの田舎町。古風な題ねと思ったのは、劇中の映画名が、そのまま作品名になっているからでした。
翻弄される映画好きの人妻セシリア、演じるミア・ファローがとても魅力的でした、可愛い。

呆然とエンドロールを迎えましたが、終わる頃には気持ちが落ち着いて、「…だよね」
劇場なら、そこでゆっくりと会場が明るくなるのでしょう。やっぱり映画館で観たかった!

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グッドラック

4.030年ぶりに見た

2013年2月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 初めて見たのは公開当時、高校生で、主婦が主人公の映画になぜかとても感動した記憶がある。30年ぶりくらいで見返したところ、とても軽いノリの映画で見やすかった。

 有名俳優が一般人主婦との約束を簡単に破って帰ってしまうところが痛烈で、そこだけやたらと現実的でよかった。

 映画の中の役者はとてもピュアでそれこそ夢のような人物だった。

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吉泉知彦
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