劇場公開日 1986年4月26日

「ウディ・アレン監督が映画に送ったラブ・コール‼️」カイロの紫のバラ 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ウディ・アレン監督が映画に送ったラブ・コール‼️

2023年7月8日
スマートフォンから投稿

泣ける

楽しい

興奮

ウディ・アレンの映画は傑作揃いですが、「アニー・ホール」や「マンハッタン」といったいかにもウディ・アレンみたいな作品と違い、ちょっとファンタジーの要素が入ったこの「カイロの紫のバラ」や「ミッドナイト・イン・パリ」が私のお気に入りです‼️ある日、銀幕からジェフ・ダニエルズ演じるヒーローが「君はこの映画がそんなに好きかい」なんて話しかけてくれて、銀幕を飛び出して客席へやってくる‼️ついでにヒロインのミア・ファローは彼と恋までできる‼️なんてミーハー魂を骨抜きにしてくれるんでしょう‼️主役が出て行った映画の中の騒動や映画会社の困惑ぶりも笑えます‼️挙句にヒーローを演じている本物の俳優ジェフ・ダニエルズまで出てきて、ヒーローを説得する始末‼️結局、ヒーローは映画に戻り、残されたヒロインはとぼとぼ映画館へ。上映されているアステア&ロジャースの「トップ・ハット」の画面を見つめるヒロインの瞳が徐々に輝き始めるラストのなんという素晴らしいことでしょう‼️結局、映画は夢であり、幻想に過ぎないという事を教えてくれたウディ・アレン監督‼️だからこそ芸術としても娯楽としても映画は素晴らしいものなのでしょう‼️彼こそは映画監督である前に本物の一映画ファンであり、そんな彼が世界中の映画ファンに送るラブ・コールがこの「カイロと紫のバラ」なのです‼️

活動写真愛好家
LaLaさんのコメント
2023年7月8日

返信コメントもありがとうございます(^^)/

映画の楽しさですよね。

LaLa
LaLaさんのコメント
2023年7月8日

こんにちは(^^)/
こちらこそ、
ナイブス・アウト
グレムリン
フラッシュ・ダンス
そして、リメンバー・ミーに
共感をありがとうございました。

ナイブス シリーズでしたね。
ダニエル氏が(≧▽≦)007とは違って
面白いです。
続編も観たいです☆彡

さて、「カイロの紫のバラ」
今日は、バラの映画を観たので
あっと思いました(^^)/
私もこの作品レビューしています。
ウディ・アレン作品でも
ファンタジーな映画でしたね。
誰もが憧れる映画スターが
スクリーンから飛び出してくるなんて
もう、凄い発想でした。
夢見る乙女なミア・ファローが可愛い
劇中劇も楽しかったです。
ラストは切なくて・・

LaLa