「冷静かつ信義に厚い、インディアンの族長コチーズ」折れた矢(1950) 藤崎敬太さんの映画レビュー(感想・評価)
冷静かつ信義に厚い、インディアンの族長コチーズ
何の気なしに見たが、元北軍の主人公トムと、敵対するインディアンの族長コチーズ
との立場を超えた信頼関係が印象に残った。
対立するもの同士が和睦するには、話し合いを重ね、試行期間を設け、諍いが発生しても
激昂することなく、先を見据え冷静に対処する。実際の国際関係も同じだろうと感じた。
それにしても昔のアメリカ映画はインディアンが出てくるのが多い。
アメリカは欧州人が先住民から奪った土地なのだと、再認識させられる。
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