劇場公開日 2016年10月15日

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「男と女」男と女(1966) kakerikoさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0男と女

2014年10月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

幸せ

萌える

ダバダバダ ♬ ダバダバダ♬ のメロディ、聴けば誰もが知っている、フランシス・レイの名曲 ♪
全編、ムーディな音楽がこの作品のスタイリッシュで甘い雰囲気を引き立ててくれています。
のっけから桟橋の母娘のシーン、モノクロなんですがパイプオルガンの和音と共に本当に言葉を失う程に魅了されてしまいました。
ヨットハーバー、静かにゆっくりと通り過ぎる帆船、木のデッキが続いていて、長閑な釣り人達が長い竿をたらし、風や光や、二人のきれいなシルエットや…楽しそうな笑い顔etc涙が出るくらい大好き。
この後に出てくるストリートでの母娘の買い物シーンまでの始まりから僅か5分程度の場面場面を何回も何十回も繰り返し観ては心膨らませているのです。
自分の感性にフィットした感じ。
一目惚れですね✨(笑)
ストーリーはシンプル、それぞれの伴侶を亡くした男女が週末、寄宿学校に子どもを送りに行く所から運命的に出会い、甘い想いをそれぞれの日常の中で募らせていき、そして一つの山場を向かえる…。でも男と女、すれ違い離れたり、でもまた寄りそいたくなったり…。
私のこの作品が大好きなもう一つの理由。母と父でありながら全くそんな風体を感じさせない所。スレンダーでコケティッシュなアヌーク・エーメが素敵、男はジャン ルイ・トランティニャン、カーレーサーだ。当然、運転する場面も多々出てくる、何故か初期のルパン三世を思い出す(笑)
レース直後、6000キロも離れた場所から彼女の元に夜通し車を走らせ駆けつける、その運転中の男の独り言が愉しい。ようやく着いたというのに彼女は居なくて海辺のシーン、感激の再会、互いの気持ちが最高潮を迎えるこちらも無くてはならない場面だ。その帰りに「なぜ…?」女の脳裏を駆け巡ったのは…。
そして、ラストシーンは駅 …。

ラブの王道は網羅されているのだ!
1966年作品なのも感慨深い。心情に沿った音楽、唄の歌詞がぞくぞくする程素敵。
たくさん書いてしまったけれど、本当は言葉にしたくなかった。
大好きすぎて、只、只 自分が好きなだけで満たされるのだから。

sonje
りかさんのコメント
2023年11月28日

こんばんは♪
共感していただきましてありがとうございました😊

なんかうれしくなるレビューですね。🌸
他の作品を覗きに行きましたら、あまりレビューされておられず、残念。
お忙しい中すみませんが、
レビューを増やしてくださいね。
こんな素敵な文を書かれるのですから。🦁

りか
トミーさんのコメント
2023年10月27日

レースの取り扱い方もヨーロピアンらしいリスペクトが感じられました。ゼッケン158番で来てしまうのはやり過ぎ(笑)

トミー
sonjeさんのコメント
2015年5月18日

ジョニーデブ様

コメント、ありがとうございました。観る度に音楽と映像美に魅せられますね。

sonje
ジョニーデブさんのコメント
2015年5月17日

同感です。

ジョニーデブ