「すごいスリル」オデッサ・ファイル とばさんの映画レビュー(感想・評価)
すごいスリル
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久々に手に汗を最初から最後まで握るようなサスペンスをみました…
なんかみたことある俳優だなーと思ったら真夜中のカーボーイの人。
2作くらいしか彼の出ている映画を見たことありませんが
こういうアウトローな役が本当に似合う!
軟派な役が当たり役かと思ったら、この映画の後半のような紳士まで演じれて、すごい
ところどころなぜ?と思う箇所はいくつかありましたが
例えば平気で人を殺すほど残忍な組織オデッサなら、
あの息子の持つノートなんて簡単に手に入るんじゃ?とか…
なぜあんなに簡単にボスの城に侵入できのか…とか
映画の緊張感にそういう疑問はどうでもよくなり、ただどうなるの!?で最後まで飽きずに見れる作品
そして、どこにでも潜む組織のせいで出てくる登場人物全員が怪しく見えてくる。
恋人のことも最後まで疑ってました…
最後が意外な結末で、そしてそこから怒涛のラスト
ちょっと詰め込みすぎかと思ったけどおもしろかった
戦争で、敵対国が民族単位で憎いのではなく、邪悪な個人が悪いと最後老人が祈っていたけど、
それがこの映画のテーマかな?と感じたのですが
その個人も戦争という時代のために動いているので、誰が悪いのか正直わからない
例えば日本に原爆を落としたパイロットを憎んでいいのか?というような感じで
おもしろいけど、いろいろ考えさせられる映画だった
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