劇場公開日 2017年5月6日

「素晴らしき『青梅竹馬』」台北ストーリー 突貫小僧さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0素晴らしき『青梅竹馬』

2017年5月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

何とも長い作品であった。パンフレットをざっと見てからの作品の鑑賞をお勧めしたい。
とにかくホウ・シャオシェンが若い。上映時間が長く感じたが、決して退屈ではなかった。
『台北ストーリー』という題名も良いが『青梅竹馬』の方が味があって良かった気がする。
エドワード・ヤンの作品に脚本家として参加しているホウ・シャオシェン。二人の仲がとても良かったように思われる作品であった。
作品を振り返って、ホウ・シャオシェンが竹馬の友である亡き友エドワード・ヤンに贈った「惜別の証し」に思えてならない。
台北のこれまでの時代の流れを描いていてまさに「台北ストーリー」。
『フットルース』のダンスが懐かしい。日本のこともちらほら。親近感を覚えた。

突貫小僧