「悪魔の子ダミアンが成長し、更に怖さが増した感」オーメン2 ダミアン Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
悪魔の子ダミアンが成長し、更に怖さが増した感
ドン・テイラー 監督による1978年製作(107分)アメリカ映画。原題または英題:Damien: Omen II、配給:20世紀フォックス、劇場公開日:1979年2月10日。
このサイトでの評価はあまり高くないが、自分的には十分に面白かった。
今度のダミアンの義父は、何と「戦場にかける橋」等のウィリアム・ホールデンで、この作品に重みの様なものを与えていた。13歳になったダミアン役がジョナサン・スコット・テイラーで、ハンサムながら悪魔的な表情もタップリで敵役と思わされた。
いい奴なのに、従わないということで彼に理不尽にも悪魔力で殺されてしまう義兄(ルーカス・ドナット)があまりに可愛いそう。ダミアンを溺愛し、自分も悪魔の手先と言って夫ホールデンを刺し殺す義母(リー・グラント)もなかなかだが、炎に囲まれた彼女をアッサリと見捨てるダミアンが、悪魔らしくて絵になっていた。
監督ドン・テイラー、脚本スタンリー・マン、 マイク・ホッジス、原作ハーベイ・バーンハード、製作ハーベイ・バーンハード、撮影ビル・バトラー、音楽ジェリー・ゴールドスミス、編集ロバート・ブラウン、アソシエイト・プロデューサーチャールズ・オーム、字幕岡枝慎二。
出演
Richard_Thornウィリアム・ホールデン、Ann_Thornリー・グラント、Damian_Thornジョナサン・スコット・テイラー、Paul_Buherロバート・フォックスワース、Charles_Warrenニコラス・プライアー、Bill_Athertonリュー・エアーズ、Aunt_Marionシルビア・シドニー、Sergeant_Neffランス・ヘンリクセン、Joan_Hartエリザベス・シェパード、Mark_Thornルーカス・ドナット。

