O嬢の物語のレビュー・感想・評価
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u-next で鑑賞せいごくんありがとう
20210222
1.8倍速で鑑賞。
内容はよく理解できなかったがヌードやファッションが綺麗だった。
男にとっては楽園だか、フランス人女性は人権やらなんやらで問題にならないのだろうか。セックス観や恋愛観がよく理解できない。
愛と復讐は違う
今後は愛ぬきで私に従うんだ
愛と服従は違う・・・?
まだ18歳にならなかった頃、『エマニエル夫人』(1974)やこの『O嬢の物語』を観に行きたかった。その後に『ビリティス』(1977)というレズビアンの映画も日本で公開されるに至って、成人映画とレイティングなしの2通りだったものが、R15というジャンルが出来てしまいました。よーし、これなら観れるぞ!と意気込んだものの、結局観に行かなかった高校時代。女子たちが『ビリティス』の話題で盛り上がってたのに行けなかった・・・
そんな映画だったのに地上波深夜枠でも放映されたO嬢。カットされまくりでわけわからんストーリー。自分の恋人を他の男に抱かせて楽しむだけの異常愛の内容かと思えば、おっさん(しかも貴族で異父兄弟)に譲るような形となる。しかも、自慰、SM、レズビアンと色んな調教をするという男尊女卑の世界そのもの。従属と嫉妬、それが愛?さすがに後半はだれてきてしまうし、単なるソフトポルノの域を越えていない。あぁ、これが昔見たかった映画なんだと割り切りながらも、やはりストーリーがしっかりしていないと映画が成り立たないものだと悟りました。結局はわけわからん・・・
普通の人が見ると、こんな世界があるんだという驚き。しかし、恋人を他の男に抱かれるのを愉しむ男がいることもたしか。共感したくない世界だ。
何度観ても意味不明
WOWOWの放送で観賞。
主演のコリンヌ・クレリーは綺麗ではある。惜し気もなく全裸を曝した熱演。たしか、元モデルだった。
彼女がどの程度のモデルだったかは知らないが、'70年代の日本では「フランスのモデル」というだけでステータスだった。フランスのモデルが『エマニエル夫人』の監督の新作で脱いだ…というだけでパブリシティは充分。
『エマニエル夫人』は、「ソフトポルノ』(ポルノではなく一般映画に分類)という言葉を産み出し、女性が映画館に殺到した成人映画だった。
だが、女性の性の解放を描いた『エマニエル夫人』とは違い、本作は完全に男目線のスケベ映画だ。
原作はSM文学(という文学ジャンルがあるのかは知らないが)として評価されている小説だ。
その小説をベースに、ジュスト・ジャカンが撮りたいスケベな画を撮り綴っただけで、ナレーションがあるのに何の説明にもなっていない、意味不明の物語がダラダラと続く退屈な映画だ。
ストーリーを理解したけりゃ原作読めってことか。
『エマニエル夫人』が筋が通っていたという訳ではないが、本作よりはマシ。
しかし、WOWOWは飽きもせずこの映画を繰り返し放送している。
それなりに視聴されているのだろうか。
本作以降、「O嬢」はSMプレイを通して開発されていく女のアイコンとなり、様々なメディアで便利に使われているのだから、エポックメイキングな作品ではあったのだろう。
全体的にモヤがかかった文芸エロス
・カメラマンの女性が彼氏につれられてこられた城館で官能の世界に沈んでいく
・首輪や拘束器具、おっぱい丸出しの衣服はすそを捲ってすぐに行為ができる仕様、ムチ攻め、輪姦、スワッピング、目隠し、下半身に細工などのSM行為が目白押し
・ほぼ裸の時間で占めてるが綺麗な女性のからだが芸術的
・男の性趣味にどこまで付き合うのか、主導権の取り合いなど男女間の幸せとはなにかを考えさせる
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