「映画の限界」大いなる遺産(1946) 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
映画の限界
ディケンズって日本人の漱石や芥川みたいなもんで、英米人は読んだことなくても大体内容知ってるはず。何も知らない私には、前半の美輪さん何者?から後半のクライムミステリーへのサスペンス良し、ツンデレ娘なんかドMにはたまんないんでしょう。
クワイ河とかロレンス期待するとスベりますが、良くできた筋のお話を職人監督が手際よく処理した、できのいい前半ホームドラマ、後半サスペンスです。但し映画としては、です。これが映画の限界。世界的な小説に映画がかなうわけありません。
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