「ゲイの描き方は、今ではアウトですね。」追いつめられて(1987) よしさんの映画レビュー(感想・評価)
ゲイの描き方は、今ではアウトですね。
海軍将校が、国防長官の犯罪に巻き込まれ窮地に陥る様子を描く物語。
ケヴィン・コスナー主演のサスペンスです。
古さを感じさせる映画ですが、設定もストーリーもしっかりとしていて、楽しめる作品だと思います。
サスペンスとしては深くはありませんが、真綿で締められるように追いつめられる主人公の焦燥が良く描かれていて、高評価です。
ケヴィン・コスナーは勿論、長官役ジーン・ハックマンの魅力もしっかりとしていて、映画の評価を高めているように感じます。
ただラストの展開は少し頑張り過ぎです。「鑑賞者を驚かせる」ことが目的化してしまっているようで、個人的には大嫌いなものです。
当然、映画自体の評価も下げさせて頂きました。
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