エンパイア レコードのレビュー・感想・評価
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【老舗レコード店”エンパイアレコード”に集い、チェーン店化を阻止する音楽好きな店員たちの姿を描いたコメディ。人生を過ごす上で、ロックは欠かせないよなあ。】
<Caution!全然内容に触れていません!>
ー 今作では老舗レコード店”エンパイアレコード”のチェーン店化を阻止しようとする音楽好きな店員たちや、バイトしたい男の子が登場する。ー
だが、ご存じの通り、今ではレコード店自体が瀕死の状態だ。
HMV、タワーレコードもドンドン数が減っている。
理由は勿論、今はCD、レコードを買わずにストリーミングでお気に入りの曲を購入するのが、主流だからだ。
だが、私はCDを買う。買うったら、買うのである。序に言うならアマゾンなどでは買わない。店に行って直接買う。序でに、ラックに並べられたCDを一通り見る。そして、気にいったジャケットのCDを買う。今では死語の"ジャケ買い”だ。
だから、当然CDは増える。で、数年に一度大量に売る。そういった事を繰り返し〇10年以上私のCDラックに収まっているCD400枚は貴重である。
大袈裟でなく、私の人生の中で大切なCDばかりだからである。その中のCDを引っ張り出して聞くと、そのCDをハゲシク聞いていた時代に、一気に時は遡るのである。
CDは車内で大音量で聴くが、外に漏れるような音では聴かない。(実は10年前までは外に漏れていたそうだが、子供達に恥ずかしいから止めてくれ、と言われてからは自制している。運転していて危ないしね。)
掛けるCDにもブームがある。
一時期、会社に行くのが超キツカッタ時代、月曜日の朝の出勤時に掛けていたのは、”ニューオーダー”の”ブルーマンデー”だ。”ニューオーダー”の前身の”ジョイ・ディヴィジョン”のボーカル、イアンカーティスが鬱病で自死した事をバーニーが歌っている名曲だ。わざとそうしていた。そして、私は死なないぞ!と思いながら会社に行っていたものだ。
ライフル自殺したカート・コバーンが陰鬱な声で歌う”ニルヴァーナ”の名曲、”ペニー・ロイヤルティー”を収録したセカンドも良く掛けたモノだ。名盤中の名盤のファーストを掛けてしまうと、会社に行って元気が出過ぎるので困るからである。
最近は、小学生時代に聞いていた”シャルロット・ゲンズブール”が15歳の時に出した”魅少女シャルロット”などを聞いたりもする。父親であるセルジュ・ゲンズブールとのデュエット曲など、今聞くと可なり気持ち悪いが、小学生時代にこのアルバムを聞いていた私も相当気持ち悪い子供だったな、と苦笑いしながら聞いている。故に、私は女性のウィスパーヴォイスには弱いのである。
<とまあ、誰も知らないだろう曲やアルバムやバンドの事を少しだけ書いたが、書き始めるときりがないのでやめる。
だが、私の人生には音楽が付いて回るのである。人生にはロックが必要なのである。そして、CDは矢張りレコード屋に行って買いたいモノであると、今作を鑑賞して思った次第である。>
■最近、嬉しかった事。
スンゴイ若いジェイク・ギレンホール主演の「ドニー・ダーコ」を観たら、お気に入りの曲が多数使われていて嬉しかったモノである。
当然、パブロフの犬の如く、”エコー&ザ・バニーメン”の名盤”オーシャン・レイン”を引っ張り出して来て、車内で聴く毎日である。
ベスパ、売っちゃった
万引き
店長のジョー(ラバリア)は売上金がなくなっていることに気づき、ルーカス(ロリー・コクレイン)を必死で探していたが、当のルーカスは能天気すぎた。物語の先行きも危ぶまれる展開。
9000ドルの横領はなんとか自力で解決しようとするが、万引き少年だけは許せないレコード店。買収されないためという大義名分はあるものの、みんなクレイジーだ。純情な役のリヴ・タイラーもいいが、ヤリマンのレニー・ゼルウィガーも魅力がある。しかし、やはりオトボケ大バカのルーカスが面白い。なんだかミスター・ビーンを小型にした風貌だ。
青春モノとして、たいしたことないストーリーだけど、ジョーがいい奴だったりして、いい雰囲気で終わる。そしてバンド生演奏で、ゼルウィガーの歌が聞けるというお得な映画だ。
センスがいい❗
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