「ドミノ、遅くなってごめんね😔」エル・マリアッチ talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
ドミノ、遅くなってごめんね😔
面白かった!
いきなりの早送りがかわいかった。「フルバンド」セッティングのお兄さんの動きとホテルのフロントおじさんの電話かけるスピード!一方で、スローテンポは怖かった。初めてドミノに出会ったバーでの、ドミノの最初の言葉のスロースピードと声の低さ!
ギターを弾きながら歌う歌手=マリアッチになりたいだけの純真な男の子。早送り系でなく、どちらかと言えばのんびりした「カメ」さんタイプのスロー系だったのに、人違いされてこんなになっちゃったよ~。拳銃の遣いが上手くて人殺しの肝っ玉が据わっていることに気がついてしまった・・・。本来入ってるものでなくて別の物が入ってる入れ物関連で、フランコ・ネロのジャンゴを思い出した。その映画でズルズル引きずる棺桶に入っているのは遺体でなくてマシンガンだった。ネロは片手どころか両手がグチャグチャになってしまった。手の火傷でギターは弾けないと言われたのに素晴らしいギタリストになったジャンゴ・ラインハルトに因んで、ネロの名前もジャンゴ。1994年の映画「エル・マリアッチ」は、1966年の「続・荒野の用心棒」のオマージュ?ということであれば、「続・荒野の用心棒」→「エル・マリアッチ」→2012年のタランティーノのジャンゴは、オマージュ繋がりと考えていいんでしょうか?夢見る少年だったマリアッチはドミノを忘れず、怒らせると怖い男になっていくのでしょうか?「デスペラード」が楽しみです!
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