エグゼクティブ・デシジョンのレビュー・感想・評価
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ハルベリー出演作品
大統領候補マグロス議員が乗った飛行機がハイジャックされた。カートラッセル扮する陸軍情報部顧問デビッドグラントは、ハイジャック対策会議に出席し危険物を積んだハイジャックされた飛行機をアメリカ国内に入れるのを反対した。ハイジャック機にドッキングして救出する作戦にデビッドも同行する事になった。しかし何とか乗り移ったものの ペンタゴンと連絡がとれずペンタゴンから撃墜される危険性も高い。果たしてグラントはどうする?
CA役でボンドガールハルベリーが出演していたのは良かったね。尾灯を使ったモールス信号は見事だったな。なかなか緊迫感がある展開だったね。
ストローは剣より強し‼️
セガールは沈黙
名作だと思う
タイトルが良くないので損している。
DVDゲットシリーズ。110円。めっちゃ得した。 セガール作品にし...
教習所時代を思い出した
かなりよくできたパニック映画だった。グランドホテル方式で次から次へと色んなことが起こるんだけど見せ方が丁寧だから迷子になることもない。素早く切り替わるモンタージュはそのまま心臓の鼓動とリンクしているかのようで否が応にも引き込まれてしまう。
画面の静動の塩梅も絶妙で、緊張と解放が交互浴のような快感をもたらしてくれる。大作の名に恥じず、ドンパチうるさいだけのB級アクションとの格の違いを見せてくれた。どうしてこんなに知名度が低いのかまったくわからない。普通に『ターミネーター2』とか『スピード』に匹敵するレベルだと思う。
まあ、中東人のテロリストを大正義アメリカが打ち砕くというあんまりにもあんまりなハリウッド脚本にはこの際目を瞑ることにしましょう…
個人的には主人公が飛行機を操縦するシーンが印象的だった。一つの作業を処理したと思いきや警報が鳴り響き、焦りながら原因を探っているうちにもう一方の作業を忘れてしまう、その繰り返し。終いにはスチュワーデスから「運転に集中してよ!」と叱られてしまう。終盤も終盤の一番盛り上がるシーンなんだけど、これはちょっと笑ってしまう。
なんかこういうの経験あるなあと思ったら、これ自動車教習だ。側から見ていると車の運転なんか造作もないじゃんと思うんだけど、実際やってみると焦ってしまって何もうまくいかない。左右確認しながらウインカー出しながらハンドル切るなんてとてもじゃないけど無理。怖すぎ。死ぬ。
だから400人ぶんの責任を背負いながらジャンボジェットを無事着陸させられた主人公にはただただ尊敬の情が湧くばかりだ。
拍子抜けのセガール
「沈黙の戦艦」で、その無敵ぶりをいかんなく発揮し、映画とは言え、強すぎるとつまらないというジレンマに陥ったキャラクターを持て余し、かと言って、悪役に転向する気配もなく、独自路線をひた走るセガール。
この映画では、魅力的な俳優が勢ぞろいし、さぞやおいしいキャラクターを演じるであろうことを期待させてくれたが、見てみたらびっくり。
あまりのあっけなさに、「まさか今ので…」「いやいや、嘘でしょう」という去り際に逆に鮮烈な印象を抱いたほど。
中には、自分の演じるキャラがどうなるかを気にするあまり、脚本に口を出すほどではなくとも、要望として「シリーズ化しないでくれ」とか、「するなら俺のキャラは殺してくれ」みたいなことを公言する俳優もいるらしく、セガールは、自分が強そうに見えることに契約段階から口をはさみそうな負のイメージを持っていました。その予想を裏切られた形になり、逆に上層部に気に入られなかったから切られたんじゃないの?と、勘繰りたくなるようなひどい扱い。もうちょっとマシな見せ場があったんじゃないかと思わずにはいられないのです。
2018.7.14
今見ると90年代の映画的な
何回見ても、ハラハラ。
ジャンボの操縦なんてチョロいな。
旅客機のパイロットは密着してくる特殊機のことなど知らずに、上昇を続ける。あっという間にハッチを閉じなければならず、計画な難航する。また、乗りこむときに大怪我をしたジョー・モートンが唯一の爆弾処理のプロ。彼が気絶したため、完璧な処理ができなくなり、一方、国防省はF14戦闘機に旅客機撃墜命令を下す。
テロリストたちは爆発物のことを知らず、スリーパーが一人潜んでいることが話をややこしくしていた。リモートコントロールによって、通常の起爆とは別操作で大爆発を引き起こすのだ。このややこしさのためにかなり緊迫したやりとりが続く。機内に穴を開けたり、最終的にはパイロットを殺してしまったりして、ラストは『乱気流』みたいな展開になってしまう(乱気流が次の年の公開)。
しかしまぁ、助演男優にセガールと名前があるが、最初のほうで墜落してしまう・・・なんてことだ。カート・ラッセル、ジョン・レグイザモ、ハル・ベリーのための映画だったんだな。
緊張の続くハイジャック犯との戦い
総合75点 ( ストーリー:75点|キャスト:70点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
飛行中の飛行機にひそかに乗り移るなんてのは無茶ぶりもいいところだが、潜入に爆弾にテロリストにスリーパーにパイロットと考える間もなく難題が降りかかり、常に緊張の続く展開で楽しませてくれる。特に爆弾処理は凝っていた。実現可能性はともかくとして娯楽活劇としては十分面白い。セガールの中途半端ぶりには誰もが驚いたのではないだろうか。観客の安直な予想を覆すという意味ではいいのだろうが、自分としてはもう少し長く彼の活躍を見てみたかったものだ。
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