エアポート'75のレビュー・感想・評価
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大空港 '75‼️
ロサンゼルス行きのボーイング747に小型セスナが激突。コクピットが大破し、スチュワーデスのナンシーが操縦桿を握ることに。ナンシーの恋人でパイロットのアランは、高度数千フィートの上空でヘリから機内に乗り移る作戦を決行するが・・・‼️傑作「大空港」に続くシリーズ第二弾なんですが、前作が空港を舞台にした様々な人間ドラマを「グランドホテル形式」で描いてヒジョーに面白かったのに対し、今作は70年代パニック映画ブームにあやかったジャンボ機のパニック・スペクタクルとなっております‼️大物映画女優のグロリア・スワンソンや、腎臓移植を控えた少女リンダ・ブレアみたいな面白そうな乗客はいるものの、すべてがお飾りな演出で物語を面白くすることもなく、ヒジョーにもったいない‼️そして肝心のパニック・アクションも、スチュワーデスのカレン・ブラックが操縦に奮闘するシーンが延々と続き、これといった見せ場もなく緊張感もない演出‼️チャールトン・ヘストンのアランがヘリから、ジャンボ機へ乗り移るシーンもイマイチ平凡‼️そこそこ面白く出来てはいますが、やはり監督の演出力不足ですね‼️「ブラック・サンデー」や後年の「エグゼクティブ・デシジョン」の方がよっぽど迫力があった‼️一番ビックリしたのはグロリア・スワンソンが「サンセット大通り」からあまり変わってなかった事‼️
主役はチャールトンヘストンではない
70年代中盤パニック映画ブーム
パニック映画ブームの一つでそこそこヒットした記憶です。
格別素晴らしいというほどではありませんが、娯楽映画として十分の観ごたえはあります。「大空港」みたような群像劇ではなく、純粋に事故対応映画ですので物足りなさを感じる人も多いでしょう。
参考 パニック映画といえば70年の「大空港」から始まる、という意見がありますが、「パニック映画ブーム」は74-75年にかけてたてつづけに製作された「大地震」「タワーリングインファーノ」「ジャガーノート」「ゴールド」「サブウェイパニック」「パニックインスタジアム」など災害、テロ関連の作品が次々に公開された流行を指します。
そもそも「パニック」という言葉が日本に定着したのがこのブーム以降のことです。
少し前にはリー先輩の「カンフーブーム」とエクソシストの「オカルトブーム」がありましたが、それぞれブームは1年足らずでしたね。
空港はあまり関係ない
カレン・ブラックひとり熱演の航空パニック映画
BS-TBS吹替鑑賞。 航空パニックの先駆け。当時は衝撃だったんで...
客室乗務員のナンシー(ブラック)は恋人である747機指導官のアラ...
客室乗務員のナンシー(ブラック)は恋人である747機指導官のアラン・マードック(ヘストン)に指示を仰ぎ、操縦することになった。しかし、着陸するにはベテランのパイロットが必要。空軍のヘリからパイロットが乗り移るという大作戦が始まる・・・
燃料漏れはあったが、なんとか自動操縦で間に合わせるが時間がない!乗客の中には腎臓移植を待つ少女(リンダ・ブレア)もいるのだ。悪魔に心臓を握られたリンダ・ブレア・・・今度は腎臓だ。そんな彼女を励ますシスター・ルース。歌が上手いと思ったら、なんと歌手のヘレン・レディだった。
空軍パイロットは乗り移るときに失敗して落下。こうなったら俺が行くしかない!と、アランは自ら移乗を成功させる。
CGのない時代にここまで大がかりな特撮は見事。日本のようにミニチュアをほとんど使ってないところも迫力がある。
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