劇場公開日 1991年2月16日

「意外と面白い!」エア・アメリカ kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0意外と面白い!

2018年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 実話をベースにしたストーリーらしいが、ラオスの軍が麻薬をアメリカに買い取らせ、武器を調達していた。

 メル・ギブソン演じるジーンは現地で結婚し、武器を売った金でタイで隠遁生活を計画していたのだ。内政干渉はしないという建前があるだけに、行動ものんびりしていたが、ゲリラによって撃ち落とされるパイロットたち。ま、ベトナムのことがあったから消極的だったんだろう。

 上院議員が一人現地視察にやってきて、CIAの陰謀や麻薬密売に気づきそうになったりと、コミカルな展開が続いたけど、新入りパイロットのダウニーが麻薬工場を爆破したことで怒りを買い、ハメられることに・・・

 なんだかよくわからない展開だったけど、軍のダーティな仕事を民間会社エア・アメリカがやっていたってこと。軍じゃない!てことを強調したいがために嘘だらけになってしまってた。

 そして会社を裏切ることにした二人は軍用機で逃げるというスリリングな展開。難民を助けることにもなったり、面白いクライマックスではあった・・・

kossy