「初めて見たイラン映画(2003年当時)」運動靴と赤い金魚 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
初めて見たイラン映画(2003年当時)
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イランの文化・生活習慣の違いも少しだけわかったし、驚いたのが溝が道路の真ん中にあること(側溝とは言えない)。そして石油産出国だけあって、貧富の差はすごい。
日常の他愛も無いイランの風景。貧しくはあるが庶民的な生活の中に愛情がたっぷり感じられる。先ずは兄妹愛。そして父と息子、母と娘。学校ではアリは優秀なので先生の愛情も感じられた。
マラソン大会では後半、かなりのデッドヒートになるのだが、アリはよく頑張った!3位を狙っていたのに1位になってしまうとは・・・残念そうに帰宅するときのアリとザーラの表情がとにかく演技賞もの。金魚が癒してくれるシーンはゾクゾクするほど気持ちがいい。また父親が2人の靴を買ってくれるところでは涙があふれてきた。
この手の庶民派映画には笑いがつきもの。見事に作られていました。それにしても、子供が2人主役ですよ、これ。子役なのに上手すぎます!イラン映画侮れないと感じた。
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きりんさんのコメント
2021年6月28日
kossy さんこんにちは
石川県もマンボウ解除ですね。コロナ2年目ですべての業界が苦しい時代。
お客さんがたくさんタクシー乗ってくれるといいなぁ。
貧しさと家族愛が生んだ温かな本作品、 50年前にうちの母がね、子供たちのお古のグンゼのブリーフをはいたことをふと思い出しました。
今ならさしずめスーパーモデルがカルバン・クラインをはいて世間を瞠目させるコンセプト。
時代の最先端を行っていたわが母親のお話、
ちょっと泣きたくなるけど(笑)
ご安全に😉‼️