「イタリアのウェスタンは恨みつらみを豪快に晴らすと言った所に魅力がある。」ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
イタリアのウェスタンは恨みつらみを豪快に晴らすと言った所に魅力がある。
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スクリーンで見るのが一番良いと思う。
映画の内容自体は面白くない。西部の歴史なんかどうでも良い。つまり、対決の凄さと非情さだけで、この映画は成り立っている。退屈はしないが、やはり、長すぎるし、説明が多いと感じる。続夕陽のガンマン(南北戦争の)もそうだが、イタリア人がアメリカの歴史を語ってもやはり偽善になってしまうと思う。大陸横断鉄道、アメリカ資本主義の確立を語りたいのたろうが。イタリアのネオリアリズモ作品があるので、アメリカ式の語り口は今一ピンとこない。
イタリアのウェスタンは恨みつらみを豪快に晴らすと言った所に魅力がある。つまり、日本に於ける『忠臣蔵』と同じ方向性。(但し、イタリアのそれには忠義など無いが。)
最初と最後のあの間は一級の映像。
小津安二郎監督の影響あるのかなぁ?
DVDは持っているが、知り合いの家で旧国営放送にて鑑賞。2024年
10/11 13時00分
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