ウィロビー・チェイスのおおかみ

劇場公開日:

解説

19世紀のイギリス、ヨークシャー地方を舞台に、ふたりの少女が体験する恐怖を描くファンタジー・ドラマ。製作はマーク・フォーステイター、監督はスチュアート・オーム。ジョーン・エイケンの原作を基に、脚本はウィリアム・M・エイカーズ、撮影はポール・ビーソン、音楽はコリン・タウンズが担当。出演はステファニー・ビーチャム、エミリー・ハドソンほか。

1989年製作/イギリス
原題:The Wolves of Willoughby Chase
配給:アスミック
劇場公開日:1990年7月28日

ストーリー

19世紀、ヨークシャー地方のウィロビー・チェイスには狼が出没する原野が広がっていた。おてんばな一人娘ボニー(エミリー・ハドソン)と共に平和に過ごす当主のウィロビー卿夫妻(ジョナサン・コイ、エリナー・デイヴィッド)は、夫人の病気療養のために旅に出ることになり、ボニーのためにいとこのシルヴィア(アレクス・ダロウスカ)を呼びよせ、遠い親戚にあたるスライカープ(ステファニー・ビーチャム)を家庭教師に任命し、旅立っていった。ところが卿夫妻が旅立つや、スライカープは手のひらを返したかのように変貌する。シルヴィアに言い寄って館にやって来たグリムショウ(メル・スミス)と共に、ウィロビー邸を乗っ取ることを企むスライカープは、卿夫妻の乗った船の船長を買収し、沈没するよう謀ったり、多くの召使いたちを解雇し、ボニーとシルヴィアを虐待した挙句、彼女の陰謀に加担しているブリスケット夫人(ジェラルディン・ジェイムズ)が院長の孤児院に、ふたりを送り込むのだった。孤児院の苛酷な日々に耐えきれなくなったボニーとシルヴィアは、機転をきかせ、ブリスケット夫人を倒し、危機一髪のところで院から脱出する。そしてふたりは、彼女たちを追って雪上機に乗ってやって来たスカイラープを、雪上機ともども爆発させる。そして瀕死の彼女は、やって来た狼たちに襲われ、絶命した。やがてボニーとシルヴィアの前には、船の沈没事故から一命をとりとめた卿夫妻が姿を現し、ふたりを優しく抱きしめるのと同時にグリムショウを警察に引き渡すのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0思い出の映画

2024年3月26日
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鑑賞方法:その他

楽しい

幼少時、父親が正月休みに家で映画鑑賞する為何十本と借りてきてくれた一つで、「ホームアローン」「ネバーエンディングストーリー」並にワクワクし、子供ながらに引き込まれるように観た作品。
久しく観たいなーって探してみたけど、現在VHSのみ。DVDになっていないのは本当に残念。。

あらすじ
大富豪の両親と一人娘のボニー&仲良しのシルヴィア。母の体調が思わしくない事から、療養の為夫婦で世界旅行へ出る事に。2人の子供の面倒を見る為に、スカイラープ夫人を家庭教師として雇うのだが。。

とにかくボニーとシルヴィアがとってもキュートなんです(*´ω`*)
財産乗っ取りを謀る恐ろしい家庭教師に立ち向かい、二人の小さな頭を寄せ合って知恵をひねります。

ピンチに陥っても負けない少女達が、悪巧みする大人達に一泡吹かせるお話なので最後はスカッとするんです!

あ、でも最後家庭教師がオオカミに食べられるオチは少しトラウマに..汗。

大人になって観たらきっと子供の時に観たかったなーって思うアンビバレントな映画で活かしてますよ。

DVD化強く希望m(__)m

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ケンゴジェリー
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