「地球の危機?アメリカの危機?」インデペンデンス・デイ かつさんの映画レビュー(感想・評価)
地球の危機?アメリカの危機?
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大統領の力強い演説や、出撃前日の即席結婚式など、良くも悪くもザ・アメリカンな作品でした。ストーリーもザ・王道。というか、その王道を作った作品ですもんね。前半部分の尋常じゃない宇宙人(宇宙船)の強さや、それに対抗する地球側の絶望感、そして、希望の芽生えが丁寧に描かれていてよかったです。そして、今なお名シーンとして語られるあの大統領の演説シーン。一言一言が力強く、心に響く素晴らしいシーンでした。一言一句欠くことなく名言ですね!
ただ、後半の地球陣営の反撃のパート。これといった想定外なトラブル、宇宙人側の思わぬ反撃などなど起こることなく、あっさり終わってしまった印象。。もうちょっと困難な展開の方がエキサイティングだったかな。。
あと、世界滅亡の危機に、他の国と連携は申し訳程度で、大半がアメリカの政治家、アメリカ軍だけの展開でしたね。世界危機に対して、アメリカしか有力な対抗はできないようなストーリーには甚だ疑問でした。90年代でまだまだアメリカの力が強かった時代だし、ハリウッド作品だから仕方ない部分もありますが。。
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