「U・S・A!だけど、直球なベタで熱い。」インデペンデンス・デイ ばひんぽさんの映画レビュー(感想・評価)
U・S・A!だけど、直球なベタで熱い。
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設定は突き抜けている感じもするけど、乗ってしまえばすごく楽しめる。大統領・パイロット・科学者(TV局員?だけど)という、パニック物でよくある主人公が3人(おじいちゃんも入れれば4人)もいるのだから熱くならずにいられない。皆、家族の為、人類のためにたちあがる。
本作の高揚シーンの一つの大統領の演説にあったように、7月4日の意味合いを出しているのが面白いと思った。2日に襲来、コンタクトを試みたりする→3日、攻撃しかけるも無残に終わる→4日、勝利をおさめ、新たな独立を果たす、という3日間。日本だと建国記念日でもそんなに盛り上がらないし。
宇宙人の造形はベーシックな気持ち悪さで、まさかスーツまでキモイとはさすがである。宇宙船は巨大な甘食のよう、重厚な金属感にエスニックな感じの武骨な文様、イカタコカブトガニのようなデザイン、深海のような青緑の光、やっぱSFっていいなぁとロマンを感じる。
ものすごくU・S・A!な映画だけど、直球なベタで熱い。
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