劇場公開日 1998年12月19日

イン&アウトのレビュー・感想・評価

全4件を表示

4.5ハートフル・コメディの傑作だ。

2024年9月14日
PCから投稿

【2024年12月22日更新】 ゲイと言われた主人公が、ユニークな自分探しをする。バーブラ・ストライサンドや、「男らしさ」の啓発テープなど、様々なネタで、カラッと明るく笑い飛ばす。 本作の脚本家ポール・ラドニック(ゲイを公言)は、ゲイや、ゲイと結びつくイメージを、後ろ向きではなく、前向きで明るく捉えようというのが、彼のメッセージだったのかも。軽快なテンポで、展開が早く、ジェットコースター的な面白さもある。 物凄い芸達者ぶりのケヴィン・クラインと、親しみにあふれたユーモラスなヒロインを好演したジョーン・キューザック(本作でアカデミー助演女優賞ノミネート)を見るだけでも、本作の価値がある。 こんなテーマを、笑いに徹して描けたのが凄い。よくできたプロット、素晴らしい演技、よく練られた脚本で、もっと評価されてよい、ハートフル・コメディの傑作だ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
瀬戸口仁

3.5アメリカのメジャーなゲイ映画って何故かみんな最初はストレート(と自...

2020年2月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

アメリカのメジャーなゲイ映画って何故かみんな最初はストレート(と自分で思わなかっている)かバイで最後にゲイ一本になるってのが多いけど…

コメントする (0件)
共感した! 2件)
もーさん

4.0カミングアウト

2019年2月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 教え子であるキャメロン・ドレーク(ディロン)という俳優。第68回アカデミー賞授賞式でインタビューを受ける。ウーピー・ゴールドバーグも出てるが、彼女は第63回の助演女優賞受賞だ。『フォーエバー・フレンズ』も没収されるというゲイの話。そのキャメロンが主演男優賞を取ってしまう。しかし、本物そっくりに作ってあるなぁ・・・ バーブラ・ストライザンドはゲイに人気があるというネタ。かなり引っ張ってますね。これが笑える。  結婚式の宣誓でも自己暗示のせいか、意に反して「わたしはゲイ」とうっかり言ってしまう。周りで噂され、自分自身がそうじゃないかと思いこんでしまう状況をコミカルに描いていますが、現実では起こり得ないでしょう。  勇気ある行動カミング・アウト。ゲイであることを否定して終わるんじゃなくて、噂や偏見が実につまらないことだということを教えてくれる。ただ、ラストはちょっとすっきりしないかも・・・

コメントする (0件)
共感した! 2件)
kossy

3.5マッチョメン

2018年11月1日
iPhoneアプリから投稿

自覚のないゲイの男の話。出だしから面白いのだけれど、思い切りコメディの部分は予告編で全部出してしまってる。映画見てから見るとダイジェストかいなと思ってしまう。 トムハンクスのアカデミー賞授賞式のスピーチから着想した映画作品ということなのだがこの映画の中の授賞式スピーチは爆笑。 ぜんぜんいやらしさはなく明るいハートフルコメディ。LGBTテーマにした作品の中では浅く軽いのかもしれないが良作品。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
collectible