「海、詩、建物、音、人。どれもが完ぺきな素材。」イル・ポスティーノ ミツバチば~やさんの映画レビュー(感想・評価)
海、詩、建物、音、人。どれもが完ぺきな素材。
この時代の映画の凄さを、見せつけられるような。
イタリアの小さな島の日常に潜む現実。かと思えば、その日常に散りばめられた素晴らしさ。
気づかずに、あるいは目を背けていたところを、詩という方法が光をあててくれる。
退屈な日常に彩りを見つけたポストマン。
彼の変化していく内面が、こころの機微の表現が素晴らしい。
多くの語りを知る前に、見たほうがよい。
美しい。映像も言葉も。
そして、多彩に変わる表情と変わらないものたちの対比。
まいったな〜
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