いまを生きるのレビュー・感想・評価
全74件中、21~40件目を表示
学生の時に観るべき作品
ロビン・ウィリアムスの演技力が素晴らしい。表情で演じる事が出来る数少ない俳優の一人なのは間違いない。
ストーリー的には人間形成に重要な青年時代に何が大切なのかを訴える作品だった。
自分を持ち、自分であれとキーティングは言う。理解して実践に移す難しさも描くのだけれど、エンディングにその心が根付いている描写があり、涙腺刺激ポイントとなる。いい映画だ。
自分で考え、自分らしく生きることの大切さを伝える映画。今目に見えて...
自分で考え、自分らしく生きることの大切さを伝える映画。今目に見えている世界、物事を違う角度から見てみること、そして自分の頭で考えることを説く。
インド映画の『きっとうまくいく』に近い。
おお、キャプテン。あなたにもっと生きて欲しかった。
個人評価:3.7
思春期にみるべき映画の一つだ。自分らしく生きる事。これはいくつになっても難しい。特に自分の事をまだ自分自身が気付いていない10代にとっては、本作の様な先生の教えは、いかなる学問よりも貴重な学びだろう。
自分の本当の気持ちを親に伝えれない原因。それは親にあるのではなく、純朴な息子を演じてきた自分にあるのだと気付かされる。
若かれしイーサン・ホークの純粋な眼差しもとてもいい。
おお、キャプテン。あなたにもっと生きて欲しかった。そしてもっと人生について色んな事を学びたかった。
青春は色褪せない
いつの時代でも青春の輝きは見るものをその時代へと引き戻すのだと強く感じた。
友人と一緒に行うギリギリの悪事
親への反発
教師への反発
向こう見ずな考え
何もかもが輝いて見える。
ただ、青春の美しい面だけではない点をも描ききった本作は心を揺さぶられたという点で高く評価したい。
キャプテン、マイ・キャプテン
ロビン・ウィリアムスはこういう役が多い。破天荒とも言える独特の授業は、受けてみたくなるというより、自分でやってみたい(教員免許持ってるからなぁ)。この先生の存在感は大きく、前半部分でロビン・ウィリアムス抜きだと普通の青春映画になってしまう。。。
後半は、重く切ない想いにさせられるが、教師から見たニールはどうだったんだろう?まだ人間として成長期にあるのだから、悲惨な結末は避けられそうなものである。しかし、キーティングが悪いと主張する子もおかしい。結局は人として生きるべきか、社会の中で生きるべきかという選択する能力を身につけられなかったのでしょうね。ま、タイトルが「死せる詩人の会」なんだから、上手く生きていい大学に入るという目的ではないことくらいわかりそうなものだ。。。
「キャプテン、マイ・キャプテン」という重要なキーワード。これはそのまま『マスター・アンド・コマンダー』に繋がるのか・・・・
バラのつぼみは早く摘め。カーペ・ディエム
1959年、アメリカ・バーモント州にある全寮制の男子高校ウェルトン・アカデミー
死せる詩人は先生ではなく船長「アイアイキャプテン」と呼ばせる。
そのページは破れ!
内気なイーサンホーク
雄たけびがヨー!ってどうよ
初めて女に恋をするノックス
パーティーで飲み過ぎてしっぱい
調子に乗って学校新聞に記事を載せるだけでは飽き足らず悪ふざけを
高校生にもなってスパンキング
十代は思い詰めると自殺するから辛い
この映画で、他人を犠牲にして自分が助かろうとするクズにだけはなるまいと心に決めたことを思い出した。くそキャメロン
机に立て
全員じゃないところがいい
パグパイプ
途中は歓喜の歌
ほかの誰でもなく自分がどう生きたいか
自分の中の固定観念や甘えや弱さに
抗い突き進む勇気をくれた作品でした。
今は二度と戻らないんだから
自分が決めた道を堂々と歩みたい。
たまには違う側面から世の中見渡していこう。
留学前に素敵な作品に出会えてよかった。
思想や哲学の価値とは?
dvdにて。wowow映画塾で解説を聞いて観たくなったので鑑賞。
原題はdead poets society。
学園ものですが、これは哲学映画だ。若い人は見るべき。俺はオッサンだ。オッサンになるとこの映画の主張は痛いほどわかるが、今更この映画を観ても遅かった(笑)。
「詩で金は稼げないが、詩は生きる糧となる」
正にその通り。金だけでは人間は生きられない(そう言うことは金持ちになってから言え笑)。現代を生きる多くの人は思想だの宗教を馬鹿にするが(その割には自己啓発本とか読んで悦に浸ってるから馬鹿だ・・・いや。まぁそれはともかくとして・・・)。しかし、金も地位も名声もなくなった中、我々を救ってくれるものこそ、思想であり哲学なのである。そう言う意味で、哲学や思想は生きる術なのである。クソ自己啓発本は金を稼ぐ術を教えてくれるが、生きる術は教えてくれない(どんだけ自己啓発本嫌いなんだよ)。
思想や哲学の価値を、現代人に説いている映画でした。
等身大の若者の命の煌めき
パブリックスクールを舞台に、親のレールの敷かれた若者がそれでも足掻く姿を描く。
こうまとめるのも憚られるくらい、強烈なパワーを持った作品で
是非気になっているなら観て欲しい所だ。
校是に対するアンチテーゼのような4柱、慣れない女子学生とのぎこちない会話、秘密クラブ、勉強会、風変わりな先生。
青春がそこに詰まっている。男子校出身者などはかっての学生生活に思いを馳せるのではないか。
やりたいことがやれない人生ほど悲しいことはない。
せつない・・・
夢を追うことは「自殺」か「退学」かどちらかの結末に結び付く。
だから長いものには巻かれろ。
結局現実はそうなる。
せつない。
せつないけど、夢を教えてくれた先生に、最後の敬礼。
そんな感じ。
現実と空想、夢をうまく描いている。
けど・・・もう少しパンチが欲しかった。
問題提起としては素晴らしいものだと思う。
役者さんたちも素晴らしかった!
青春を詰め込んだ傑作。
心から溢れる感情を上手く言葉に出来ずに、結局は押し殺して葛藤する。そんな思春期を上手くスクリーンに映し出していて画面から目が離せませんでした。
終始僕は学生目線で見ていましたが年を重ねるにつれて親や校長の目線からもこの映画が見られるのかなと考えました。
青春とは時に危険だが、ありのままの自分を見ることが出来るかけがえのない時間ではないのか。そして恋や夢というものに盲目なのではないか。
青春の持つ性格と教育のあり方を問う傑作でした。
先生・生徒・親が一緒になって見るべき作品
教育に携わる、全ての人に見てほしい。
教員が決めた教義に生徒を従わせながら育てるのか、それとも生徒自身に任せるのか。
学校運営は、資金面で直に影響する親・一般社会への評価を重きに置くべきなのか、それとも生徒?はたまた教員か。
そういった今の日本の学校のあり方を考えさせてくれるような両極の立場が描かれている。あと、劇中の先生の生徒への叱り方がうまい。
Carpe diem
深く考えさせられる映画だった。
大切なのは、過去でも未来でもなく、“今を生きる”ということ。
勉強ではなく、人生を教えてくれるような、こんなにすばらしい先生なんているのかな。
今まで感動する映画はたくさん観てきたけど、ストーリーの深さをここまで感じたのは初めてだった。
これから何度も観たい。
本当に大好きな映画。
全74件中、21~40件目を表示