劇場公開日 1990年3月17日

いまを生きるのレビュー・感想・評価

全74件中、1~20件目を表示

5.0詩について学ぶ

2024年9月8日
iPhoneアプリから投稿

先日知人との会話でこの映画の話が出て懐かしくなり、封切後の鑑賞以来30数年振りの再鑑賞でした。
改めて鑑賞して、キーティング先生が授業で語る「我々は何故詩を学ぶのか?」の講義に強く惹きつけられました。正直、何故詩を学ぶのかなど学校の授業で学んだ記憶はなく、自分でも詩を学ぶ理由やそもそも詩とは?など考えたことはありませんでした。が、キーティング先生の機知に富んだ情熱溢れる講義、それを聞きながら眼を輝やかせていく生徒たちを見ていると自分もそこで一緒に授業を聞いている感覚になり、映画を観終わった後はHDソローやウォルト・ホイットマンの事を調べて、本屋に走りました。目から鱗が落ちるというのか、開眼したというのか、詩について、また、そこから人生について、気付かせてくれたこの映画は私にとってまさしく教科書です。文字通り映画から学びました。
もちろん最後の「O Captain my captain」と叫びながらトッド君が率先して机の上に立ち上がるシーンは、30年前に見た時も、今回も、そして又見ることがあっても、目頭熱くならずには観られない名場面です。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Shadow-san

4.0名作は何度でも見れる

2024年8月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

10年に1回くらい見返しても良いのでは?
今時こんな先生がいるかとか、あんまりのれないとか、こんなカチカチの学校や親があるかとか、刺々しい気分になる場合は日を改めてみるのもよろし。関係なく普遍的なテーマとして見ればいいと思う。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ダビ

4.0逃げるは恥だが役に立つ

2024年6月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

型通りのエリート養成学校にて、生徒に望まれるものは、疑問を持たず勉強すること。生徒の適性とか、感性とか、そんなものは必要ない。ただ教師や親の言うことに従えばいい。生徒の方も、息苦しくとも、それが普通だと思っていた。しかしある日、厳格な学校に、変わり種の教師がやってきた。

変な先生と思いながらも、破天荒な授業と自由な空気を楽しみだす生徒達。だんだんそれぞれの素が現れてきた。多感な時期の少年達は、型の外側へ若芽が伸びるように成長する。それを理解できない親との軋轢、そして悲劇が…。

死ぬほど嫌なら逃げろと思うけど、逃げる気にならないほど縛られていたわけで、もっと時間があって、もっと自立する力がつけられれば違ったかもなぁ。逃げるのは恥ずかしいことじゃない。死にたいくらい嫌なら、逃げていいんだよ。でも、あのお父さんにはわからないだろうね。

キーティング先生の微笑みが、優しいけどどこか悲しそうで、なんか演技じゃなくて、ロビン・ウィリアムズそのもののように見えた。先生はわかっている。子供に死なれた親が、誰かのせいにしなければ、気持ちのやり場がないことを。校長が、学校に起きた問題を一刻も早く解決して、通常モードに戻したいのを。子供が、親と教師から迫られれば、どうすることもできないのを。最後の最後、教室の半数ほどの生徒と、キーティング先生とは心が通じた。この子達は、きっと優しく強い人になれるだろう。

フジテレビの放送を録画視聴。

コメントする 4件)
共感した! 3件)
ぷにゃぷにゃ

2.5自由と可能性

2024年1月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

前半はけっこう良い青春映画だったけど、事件後の展開にモヤモヤ。
学校や親を前に自由について説くのを期待してたけど、やっぱりただの公務員だし、命令には従うよな。
個人的に印象に残ったのがニールの父親が言った『お前の可能性を潰させやしない!』って台詞なんだけど、可能性の芽を摘んでるのはお前だよ!
それと密告者キャメロン!お前は許さねぇ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
カミムラ

3.0ロビンとしての位置付け

2024年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

これほど有名な作品、なんとなく今頃になって鑑賞。
ロビンが俳優としての地位を確立して行った時期でもあったので、
それが邪魔をしてあまり内容は入ってこなかった。
コメディも多かったけれど、この作品のようにシリアスな作品でも
ロビンの味をしっかり位置付けしていった。
ごめんなさい。レビューになってなくて...。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
miharyi

4.5後悔しないように、今を生ききる

2023年3月29日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ニールを不憫に感じた、死ぬことはないじゃないか、

舞台出演を父に認めさせたように、これからのことも説得すればいいじゃないか、

本気でやりたいのならば。と思った。

その辺がイマイチ感情移入はできなかったが、

ロビンウィリアムス演じる教師が素晴らしくて、心に残る。

娘にも、一度だけの人生、後悔しないように。

人の意見に惑わされず、自分で決めていきなさい、いつも言ってきた。

自分の人生を生ききった人は、少数派のような気がする。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
藤崎敬太

4.5パック

2023年3月23日
iPhoneアプリから投稿

3回くらい見た作品。その度に自分の立ち位置が変わり、感想も変わってくる。若い時分は狭い世界でもんもんとして行き詰まる、それは大人側から見ると大した事無く思えるが、あの思春期特有のあの時しか得られない感覚の中ではそういう事かなと。くだらない事を思いっきり出来て笑い合える友達がいるって素敵だと思う。自分はそこまで青春した記憶がないだけに、皆んなの笑顔が何と素晴らしい事か

コメントする (0件)
共感した! 1件)
GAB I

4.0時代の価値観を越えて

2023年3月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

恩師とは?
時代の価値観が変わる時、親の影響力と恩師の影響力。正論はやはり本人が決めるしか無いのでしょう。
板挟みは辛い限りです。
青春の甘酸っぱい味がしました。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
jiemom

3.0生徒に影響を与える先生は是か否か

2023年3月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ロビンウィリアムズ扮する全寮制高校新任教師ジョンキーティングが全校に紹介された。全寮制高校なんて朝から晩まで人間関係難しそうだな。その中でジョンキーティングは卒業生でもあり教科書を破かせたり型破りだったね。誰しもいつかは死ぬのだから今を生きろと言った。
生徒に影響を与える先生は是か否か。伝統校では悪になるだろうな。青春を謳歌するは大事なれど、難しい年頃だから道を外す危険性も高い。自信を持たせるのは素晴らしいが、所詮教師なんて職業は全く責任を問われないんだから。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
重

3.5優れた教育者の物語。

2023年1月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

感動系の物語ではあるが、残念ながら物語としては多くの類似系をもつ流れだけに凡庸さの感が免れない。惜しい‼️

コメントする (0件)
共感した! 0件)
mark108hello

2.5主演が好き

2022年12月28日
PCから投稿

ロビンウィリアムズが好きです。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
aaaaaaaa

3.0子供の可能性を摘む大人たち

2022年10月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:TV地上波

キーティング先生の教えは正しいとは思うが、その結果が悲しすぎる。。。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
光陽

4.0自分の人生をいかに生きるか

2022年9月11日
iPhoneアプリから投稿

正誤もないし、善悪でもない。
二元論では、判断できないのが人生。
自分の人生を
どう生きるかは、親に決められたとかいう思いがあっても
結局はそれに従うことを自分で決めた。

この映画にもっと早く出会っていればよかったなと思う。
が、その時に私は気づけたのだろうか?
とも思う。

自分の
心から発せられる詩を書きたい。
なーんて思った。

先生の優しい目はとても素敵だなと思った。

自殺した彼は、
お母さんに了承を得たのに、
お母さんはお父さんに伝えられなかったのでは?
と思った。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
くるっぽ

4.0自分の感性を大切に

2022年9月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

親になる前と後でまた感じ方が違う映画だなと思った。今自分が親になって観返すと、生徒からの視点よりも親の視点でみてしまう。自分の子供に期待をかけ、思い通りになってほしいという親の気持ちは分かる。でもこの作品を観て改めて、自分の子供には期待をかけ過ぎず好きな道を進めるよう見守ってあげようと思った。
キーティングが、芸術は作者の意図を読み取ろうとするのではなく自分がどう感じるかを大事にしろ、という趣旨のことを言っていたのが印象的。キーティングを演じるロビン•ウィリアムズの俯瞰的に物事を悟ったような眼差しが、映画全体を包み込んでまるで自分に語りかけてくれているような感覚だった。とてもいい映画。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
Ran

5.0学び多き人生を凡庸せず時はあっという間に過ぎていく。 不偏的テーマ...

2022年7月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

知的

幸せ

学び多き人生を凡庸せず時はあっという間に過ぎていく。
不偏的テーマで色褪せぬ名作中の名作。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
UPtwHmNNLjBjFuAF

4.0子供の時と大人になった時2回観ると良い!

2022年3月5日
iPhoneアプリから投稿

確か高校生位の時に初めて観た。
その時は生徒の両親や学校、キャメロンに憤りを感じて最後は素直に感動した記憶がある。

だけど大人になって自分の子供がいる状態で見ると全く違う後味になった。
ニール(で良かったっけ?名前)はいい子過ぎたんだなぁ、そこまで追い詰められるなら逃げても良かったと不憫でならなかったし、ニールの両親が何かのせいにしたくて学校を徹底追求しちゃう気持ちもわかる。多分両親は自分達が最終的に追い詰めた事をなんとなく分かった上でこういう事してんだなぁって。

自分の気持ちに素直に生きる事を推奨したのは確かにロビンウィリアムズで、彼は最後にニールの嘘を放置したしいい子過ぎたニールは自由に生きれなかったけど責任は教師にはない筈。与えたものの方が多かったように思う。
教師って大変だね。

ロビンウィリアムズだからこの役がカッコ良く感じるんだよなぁ。最初の口笛を吹いて登場するシーンが最高。

つまり、感動とか少年の成長!を求めずに、ただ色々考える為に観たい作品。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
かっちゃん

4.0確かに型破りが過ぎるが

2022年1月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

見ていてとても懐かしかった。イギリスの寄宿舎生活を体験したことがあって自分も若く不安だった。建物の外には自然が広がるのみの幽閉に似た生活。でもイギリス人はみな楽しそう、週末には帰る家もあり仲間で青春してた。私はそれ眺めるだけ。そんな気持ちを思い出して懐かしかったがストーリーとしてはアメリカ人でもあんなに親には逆らえないものなのか、とかキーティング先生好きだけどちょっと学校規則に反抗的過ぎでは、アメリカ人の男の子ってあんなに真っ直ぐなんだ、とか見当違いかもしれないようなことを思って観ていた。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Sheeta

5.0

2021年12月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

幸せ

大学時代師事した先生に観せていただいた映画です。教師を志した当時も、教師として生きる今も、何かの節目にあるべき姿を思い出させてくれる、そんな映画です。

そういえば、先生もよくcarpe diem, seize the day. と私たちに言っていたのを思い出しました。明日から生徒たちにこれを伝えようかな。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ろびん

4.0いまを生きる

2021年9月26日
iPhoneアプリから投稿

大人になってから観たのですが、自己主張して自分らしく生きる先生の考えは素晴らしいし、社会との調和を考える意見もそれはいいと思います。
自分の考えは中庸に生きる事かなと。あまり突き進みすぎると他人に迷惑かける事もあるのでその辺りは配慮して行動したいですね。
若い時観てたら人生変わってたかも😁

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ino

3.5現代でもそうスケープゴート。ロビンウィリアム最高。

2021年7月4日
iPhoneアプリから投稿

スケープゴートにされるのは目立つ存在、はみ出た存在。

それはいつでもそうでしょう。個性が叫ばれる時代でも人間はそういう風に生きていくのだと思う。

でも自殺はやっぱりなんかね・・・色々遮られても今を大切に生きながら模索していくべきだと改めて感じさせられました。

ロビンウィリアムの包容力と哀愁感は今の時代の映画にだって必要なものなのに。いまを生きて欲しかったと切に感じました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ボタもち