「先生の教えは正しかったのか?」いまを生きる ジョニーデブさんの映画レビュー(感想・評価)
先生の教えは正しかったのか?
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ラスト、生徒たちはこれからどうするのだろうか?
一般的な評価は高いが、私の評価は低くなってしまった作品の一つ。
最後、机の上に立った生徒たちがどうなるか気になってしまう。
それはともかく、この映画で一番重要な事件は生徒の一人が自殺してしまうこと。学校側はロビンウィリアムズ先生のせいにしようとする、もちろん生徒達は反対行動をとり、この映画のクライマックスに進むのであるが、そもそもそのきっかけを作るのに生徒の自殺という悲劇を設定すること自体がやや安直すぎて、納得がいかない。また、自殺が親のせいだったかもしれないが、先生の教えがなかったら自殺はなかったはずである。先生の教えは素晴らしいと思うので、なおさらやるせない気持ちになってきて、後味があまり良くない映画だった。
あと、邦題は原題と違いすぎる。ただ、直訳すると変な邦題(死せる詩人たちの会)になってしまうので、致し方なかったか。
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りかさんのコメント
2023年12月13日
こんばんは♪
おっしゃることよくわかります。でも、あの父親だといずれ将来、何か起こるような気がします。もちろん息子が心を殺して従っていたら、何事も無く行ったかもしれませんが。
息子が自ら選んだのも、今乗り越えても(従う)また何かの行き違いが生じ、その度に、自分を抑える事が耐えられない、と悲観したのかも。