劇場公開日 1990年3月17日

「カーペ・ディエム」いまを生きる くろすけさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0カーペ・ディエム

2012年9月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

楽しい

知的

ロビン・ウィリアムズ演じる、キーディング先生の魅力満点で進むストーリーですが、エンディングは今まで観てきた映画の中で、一番切ないものでした。

規律の厳しい全寮制の学校に現れた風変わりな教師は、今まで生徒が見てきた物とは違う物を見せてくれるが、学校の規律と自分の中で目覚めたものとの間で、生徒は戸惑い、悩む。
その悩みこそが青春なのだろうが、時代的なもの、厳格な家庭、規律の厳しい学校の中で押し潰され、若い心は自分を見つけ、そして進む道を見つけられるのか。

映画の中で出てくる言葉は、私の中で印象深いものが多かったです。
「死せる詩人の会」、「オーキャプテン、マイキャプテン」、「カーペ・ディエム」他
単語だけでは伝わらないですが、観終わった時、これらの単語がたくさん頭に残る映画でした。

特にタイトルにも絡む「カーペ・ディエム(いまを生きる)」は、とても意味深な言葉であったと思います。

この映画、何度も観ていますが、このレビュー書きながらまた観たくなって、書いてる途中で観ちゃいました。(笑)
私の不動の生涯ベスト5です。
でも、ちょっと暗い映画ですよね。(笑)

くろすけ