「なんて作品なんだ‼︎‼︎」E.T.　えーじさんの映画レビュー（感想・評価）

『"ET"って、こんなに面白かったのか‼︎』

この映画を初めて観たのは中学を卒業したばかりで、アメリカに留学する前で確かタコマ市内の映画館だったと思う…。未だ英語もよく分からず鑑賞したのだった。でもとても面白かったのだけ憶えている。その後、大人になってから何度か見た筈だが(確かその後何回も観た)、、、歳を重ねてそれもテレビの地上波でかなり久しぶりに鑑賞して…こんなに感動するとは…なんて作品なんだ⁉︎
この頃(80’s)のアメリカは未だまだ大変おおらかで人々に余裕と優しい心があったのだ…｡｡

素晴らしいのはやはり全編にわたって演出の素晴らしさが飛び抜けています。あらためてスピルバーグ監督の凄さ、飛び抜けた才能を感じずにはいられない。
宇宙人の子供を描き、宇宙人を優しい友達のような存在として表現したこの作品は画期的であり現在に至ってもこれ程面白く素晴らしい映画は生まれていない。唯一無二であり童話のような作品である。そしてこの作品は全ての大人が観るべき映画なのである。まだ今でも少年少女の欠片(カケラ)がほんのちょっとでも残っているなら、大人の殺伐とした心にも響くはずだ‼︎‼︎