「スピルバーグが凄すぎる。文句なしの満点。」E.T. 南雲さんの映画レビュー(感想・評価)
スピルバーグが凄すぎる。文句なしの満点。
やっぱりスピルバーグは偉大。子供を楽しませる映画を作ることが出来るのは凄いけど、大人を子供に戻すことが出来るのはもっと凄い。忘れていたあの頃の感覚がどんどん蘇ってきて上映直後から涙が止まらなかった。
スピルバーグで一番好きな作品はジョーズなのだが不覚にも見逃してしまい、ETからIMAX鑑賞。ジュラシックパークも忘れず観に行きたい。
30代の自分がこの作品をはじめて見たのはテレビ放送だったが、やっぱり男の子はETよりジョーズやジュラシックパークに惹かれてしまう、子供の頃からこの二作品より鑑賞回数は少ないETだがやはり何かの拍子で見始めると映画に引き込まれて最後まで見てしまう作品だった。
序盤のお兄ちゃん連中がなんだか怖くて、酷いことをされるんじゃないかと心配になるのだが、味方になると頼り甲斐しかない展開が好きだった。
大人になってから見る時、新たな視点や発見があったというコメントはあるあるだが、そんな事よりも完全に童心に戻って鑑賞していた。ジョンウィリアムズの壮大な音楽も相まって終始心が揺さぶられる、空を飛ぶ自転車が満月に重なるあの画が本当に素晴らしい、大感激。
最後に最もありがちな感想で締める。これが40年前の映画という事が信じられない、まったく色褪せない不朽の名作だ。
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