「Eternal Things」E.T. uzさんの映画レビュー(感想・評価)
Eternal Things
ギリ生まれる前の作品なこともあり、IMAXリバイバルにて今さら初鑑賞。
正直導入は、暗いわ台詞も説明もないわで少々退屈。
エリオットがE.T.と出会うまでの流れも、なんだか繰り返しのようでまどろっこしさを感じた。
E.T.を匿ってからのコミュニケーションやすれ違いコントは定番ながら楽しくなってくる。
ぬいぐるみに紛れたシーンの、明らかに浮いてるのに微妙に馴染んでる塩梅が絶妙。
ヨーダに似てるなぁと思ってたら出てきて笑った。
自転車が浮き上がるシーンやBMXで疾走する場面は今観てもテンション上がりますね。
(有名な月をバックに飛ぶ場面は時間軸おかしいが)
でも個人的に一番好きなのは、E.T.の捜索をお願いされた兄が凄い勢いで飛び出すところ。
決して二枚目ではないけど、母への暴言に怒ったり、なんだかんだ家族想いなマイケルが一番好き。
ただ、設定については曖昧な部分が多い。
エリオットがE.T.と繋がったことや、蘇生できたことに対する理由は一切明かされない。
ってか、(恐らく)ファーストキスを奪われた女の子(役名PrettyGirlだった)が可哀想。
エリオットを見送る際の足の動きを見るに、まんざらでもないかもだけど。笑
研究員が防護服というより宇宙服を着てたのは違和感あるし、治療法は人間と同じでいいのか?
治療してくれてるのに「離れろ!触るな!」と騒ぐエリオットは年相応ではあるがノイズ。
ボケっと突っ立ってるだけなら、最後の場面に鍵の人はいらなかった。
今となっては「不朽の名作」とまでは感じないが、それでもずっと変わらない大事なことが描かれていた。
これは小さな頃に観たかったなぁ。
コメントありさがとうございます。
そうなんです、この兄貴が弟愛満載なので、泣かせます。
世代の違いだと思いますが、この映画が公開されたとき既に成人に達してた私にすると、不朽の名作なんです。
みなさんのレビューを読んで、ようやくあのシーンにはそんな意味があったのか!と気づいてばかりでしたwww
ただ字幕なくてもすごくわかりやすかったから、このわかりやすさこそヒットの原因かと思います。