「これぞ「B級モンスタ-・パニック作品」」アリゲーター 悶さんの映画レビュー(感想・評価)
これぞ「B級モンスタ-・パニック作品」
【鑑賞のきっかけ】
何となく題名に聞き覚えがあり、1980年代の古い映画ではあるけれど、たまには、こういうB級映画も楽しもうと、動画配信にて、鑑賞してみました。
【率直な感想】
ある少女が、配られていた子どものワニを持ち帰り、飼っていたところ、フンをまき散らしていると激怒した父親が、ワニをトイレに流してしまう。
それから12年後、下水官の中で生き延びていたワニは、生き物を巨大化する物質の研究材料にされて廃棄された犬の死骸を捕食して、自らも巨大化。
町の人々を次々と襲っていく・・・。
という訳で、本当にあまり深く考えずに、純粋に楽しめるB級モンスター・パニック作品です。
全体的な作りが、こうした作品の常套手段をてんこ盛りなため、次々と先が読めてしまうところが、逆に微笑ましく感じました。
「このシーンがあるということは、アリゲーターは○○に登場するだろう」
「この登場人物、最後の方で、アリゲーターに襲われるだろう」
などという予測が次々と的中。
現代の作品は、観客に先を読まれないように、工夫したものが多いですね。
「深読み」なんていう言葉が、よく使われることからして、現代人は、ありきたりだと物足りなさを感じがちなのかも。
それに対し、80年代は、「深読み」なんかしないで、純粋に面白ければいい、という風潮だったのかもしれませんね。
【全体評価】
これぞB級モンスター・パニック映画という作品で、結構楽しむことが出来ました。
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