「雨に濡れて風邪をひいたかルネ・クレマン」雨の訪問者 シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
雨に濡れて風邪をひいたかルネ・クレマン
ルネ・クレマン監督に、チャールズ・ブロンソン主演のノワール風味のサスペンスだけど、途中から何が何だかわからなくなってしまい残念でした。冒頭、雨の中、田舎町のバス停に降りた訳ありの男、赤いバッグ、ブティックで試着している所を見られる女、と独特の雰囲気作りに引き込まれます。訳あり男に自宅で襲われた女は、猟銃で返り討ちにして死体を崖から海に棄ててしまうが、翌日謎の男が訪ねてくる。それが、ブロンソンときたら、待ってましたと合いの手を入れたくなります。本当にこの役者さん、何を考えているのか分からないキャラがうまく、そこにいるだけで空気がガラッと変わります。とは言え、お話しは段々と錯綜気味となり、主役二人の行動や考えもわかりづらくなってしまうのが残念。結局、二つの事件が同時進行だったことが分かってくるんだけど、それぞれの当事者の視点やセリフで、観客をもっとうまくミスリードするような展開と伏線回収があったら、上質のノワール・サスペンスになったのに、雰囲気が抜群の上、フランシス・レイのテーマ曲も名曲なので惜しい限りです。役者では、言わずもがなのブロンソン推しですね。マルレーヌ・ジョベールはスタイルがいいけど演技は今ひとつ。
シネマディクトさん、この季節と相性が悪いのか、あんまりすっきりしてません。もう少ししたら元気になるだろう!マッツと会うんだ!元気にならなくては!
フランシス・レイは多作なので「雨の訪問者のワルツ」をどんな曲だか覚えていなかったという話を聞いた事があります。エンニオ・モリコーネはみんな覚えていたもんなあ。
シネマディクトさん、ミーハー連絡!ジョシュ・オコナーが誰か(大物?)スピルバーグの映画に出るそうです!よくわかんないけれど、ジョシュ大好きなので嬉しい💕
若いときのトロイージ、とても素敵~!とイタリア人(女性)に言ったら、そうでもない、と言われて「まあ、趣味が異なるんだ」と思いました。いい映画、亡くなるなんて~
でもシネマディクトさんもこの映画見ていることを知っただけでとても嬉しい、心強い、ハッピー!
シネマディクトさん、場所が異なってごめんなさい。「イル・ポスティーノ」ご覧になってたんだー!私は初めて見て先週2回見ました。もうかわいい、笑える、ちょっと泣ける、言葉のやりとりのすべてに心動かされました💕