雨の朝巴里に死すのレビュー・感想・評価
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エリザベス・テーラーが美しかったけれど…
フィッツジェラルドの原作ということで興味を持った。
エリザベス・テーラーが美しかったこと!
それはよかったけれど、映画全体としては古さに加えてメリハリがなく退屈だった。
時の流れと数え切れない日常の些細な積み重ね。そういうものが人を少しずつ変え人生の色合いは変化していく…
この映画の単調な作り方は、そういったニュアンスを意図したもの?だとしても、映画を鑑賞する立場の方には、一つ一つを丁寧に共有する余裕なんてないのだわ。映画って、所詮コンパクトにまとめたものを偽体験するものでは?どうせそこから抜け出せないなら、もっと効果的に完結にまとめてほしい。
ということで、眠りそうになりながら見てしまったけれど、見終わってみれば、『華麗なるギャツビー』にも感じる人生の味わいのようなものはやはり心に残る。
原作の力ということかな、と思った。
良かったのは子役の女の子が別格に可愛いことぐらい
うーん、ちいと残念な映画でした
エリザベス・テイラーが主演の映画のはずですが、彼女が死んでからの方が面白いなんてのはどうなんでしょうか
実際の主演はヴァン・ジョンソンという男優で、大して男前でもない容姿の人物がぐだぐだくだ巻いてエリザベス・テイラーを泣かせるのを延々とみせられてもホントつまらないだけです
ストーリーも陳腐
良かったのは子役の女の子が別格に可愛いことぐらい
エリザベス・テイラーの美貌を愛でて、パリの雰囲気を味わう観光映画に徹した方が良かったのではないでしょうか
パリやモナコのロケもあるにはありますが、申し訳程度で大したことないスタジオセットのシーンばかりでこれもがっかりです
007で後年ブレイクする若きロジャー・ムーアがプレイボーイ役でエリザベス・テイラーを口説くシーンがあるのは話のネタにはなると思います
それくらいしか本作を観る意義も意味も見つけられませんでした
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