雨の朝巴里に死すのレビュー・感想・評価
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アメリカ人のフランス人に対する偏見 大人げない寓話
『ヨーロッパの戦争は終わった。これからどうするの?』
『太平洋には近づかないでおく』
『それは賢明だわ』
日本はアメリカに嫌われていたんだね。当然だけど。
原作は第一次世界大戦後の様だ。この映画では、第二次世界大戦後に設定を変えている。
さて、親父譲りの放蕩娘を、嫁さんにした男の寓話。
競馬も遊びの一つ。
僕も昔、競馬をやった。自慢話だが
1999年の秋華賞で
12番人気ブゼンキャンドルが優勝、2着に10番人気のクロックワークが入り馬連9万4630円。それを二百円買った。ビキナーズラックそのもので、一ヶ月しないうちにゼロになった。さてこの映画も!あと一時間!
どんな小説を書いているか分からないが、ロストジェネレーションの作家辺りがモデルなのだろう。つまり、ヘミングウェイ見たいな小説家なのだろう。
だから、この映画と小説も『老人と海』と同じイデオロギーがあると思うべきだ。
冬のパリ、コートも羽織らないで雨の中歩く訳がない。チープ過ぎる。
第一次世界大戦後とすれば、まだ、スペイン風邪が危ない。映画を終わらせるために彼女を殺すしかなかった。コメディが突然悲劇は無いだろう。
子供を連れて並んで歩く時は、大人が車道側。愛のある親子なら本能的にそうする。ラストはガックリ来た。おしまい。
この女の子ご存命で、77歳のおばあちゃんです。日本に住んでいたら『PLAN75』に抵触していましたね。良かった良かった。ルーツはアメリカですから、パリよりもニューヨークのほうが良いでしょうが、東京はお勧めできませんね。特に葛飾区は住民や行政は良いですが『文化は後から作られた文化だと認知すべし』ですね。
それで良ければ良いカゲンですよ葛飾区。
エリザベス・テーラーが美しかったけれど…
フィッツジェラルドの原作ということで興味を持った。
エリザベス・テーラーが美しかったこと!
それはよかったけれど、映画全体としては古さに加えてメリハリがなく退屈だった。
時の流れと数え切れない日常の些細な積み重ね。そういうものが人を少しずつ変え人生の色合いは変化していく…
この映画の単調な作り方は、そういったニュアンスを意図したもの?だとしても、映画を鑑賞する立場の方には、一つ一つを丁寧に共有する余裕なんてないのだわ。映画って、所詮コンパクトにまとめたものを偽体験するものでは?どうせそこから抜け出せないなら、もっと効果的に完結にまとめてほしい。
ということで、眠りそうになりながら見てしまったけれど、見終わってみれば、『華麗なるギャツビー』にも感じる人生の味わいのようなものはやはり心に残る。
原作の力ということかな、と思った。
前半は退屈だが、後半は面白い 及び、エリザベス・テイラーは美人
あらすじ
1=35分までは、会話ばかりで面白くない
→ 笑う会話でもないので、観てて退屈
2=35分、娘が誕生し、夫婦(夫:チャールズ+妻:ヘレン)に動きが出始める
3=59分、テキサスの土地から石油が出て、生活に余裕
4=チャールズが、結婚4回目の美人と仲良しになり、
ヘレンもテニス男と仲良しになる
5=ヘレンは、雨の朝、傘もなく、タクシーを捕まえられず、濡れて帰宅
病院で死亡(肺炎?)
6=チャールズは、娘を義姉に預けた
7=チャールズは、娘を返して貰いに行く
最初は義姉に拒否されたが、最後には娘を返してもらう
ハッピーエンドで良かった
→ 35分まで=星2つ、 35~90分=星3つ、 90~116分=星4つ
→ 平均したら低いが、一番、良いところで評価した
良かったのは子役の女の子が別格に可愛いことぐらい
うーん、ちいと残念な映画でした
エリザベス・テイラーが主演の映画のはずですが、彼女が死んでからの方が面白いなんてのはどうなんでしょうか
実際の主演はヴァン・ジョンソンという男優で、大して男前でもない容姿の人物がぐだぐだくだ巻いてエリザベス・テイラーを泣かせるのを延々とみせられてもホントつまらないだけです
ストーリーも陳腐
良かったのは子役の女の子が別格に可愛いことぐらい
エリザベス・テイラーの美貌を愛でて、パリの雰囲気を味わう観光映画に徹した方が良かったのではないでしょうか
パリやモナコのロケもあるにはありますが、申し訳程度で大したことないスタジオセットのシーンばかりでこれもがっかりです
007で後年ブレイクする若きロジャー・ムーアがプレイボーイ役でエリザベス・テイラーを口説くシーンがあるのは話のネタにはなると思います
それくらいしか本作を観る意義も意味も見つけられませんでした
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